経済金融情勢と今後の展望探る 農林中金2014年9月16日
金融経済トップセミナー開く
農林中央金庫は9月9、10日、東京都内で金融経済トップセミナーを開いた。
「農林中金・金融経済トップセミナー」は信農連・信漁連の役員や上級管理職をおもな対象に開催。有価証券運用を切り口に、最近の経済・金融動向などの情報提供を目的に昭和62年から開催し今年で27回目となる。系統人材開発の一環と位置づけている。
9日の第1部のテーマは「現下の金融経済情勢と今後の展望」。JPモルガン証券チーフエコノミストの菅野雅明氏とみずほ総研チーフエコノミストの高田創氏が基調講演とパネルディスカッションを行い、10日の第2部は武者リサーチ代表の武者陵司代表が「2014年の経済と株式市場展望」について講演した。
武者氏は今までの日本はデフレが続くという懸念から現金保有を続け、結果的にデフレに陥っていたとして、デフレ心理の払しょくが大事だとして、リーマンショック前にすでに日本企業の業績が回復していることや、その裏側にある部品、素材、装置などへ日本企業が構造転換を実現していることなどを指摘し、日本株への正当な評価が必要などと話した。消費増税への反動で景気回復の鈍さが表れているが、第2弾の量的金融緩和などでアベノミクスの勢いを取り戻す必要性なども指摘した。
(関連記事)
・JA貯金残高2.2%増93兆円に 農林中金(2014.08.26)
・自己資本比率上昇 農林中金第1四半期(2014.08.22)
・香港フードエキスポに出展 JAグループ(2014.08.19)
・JA6次化ファンド 千葉の食品加工会社へ出資(2014.08.18)
・JA全中新体制発足 総合審議会にも諮問(2014.08.08)
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】ピーマンにアザミウマ類 県内全域で多発のおそれ 大分県2025年7月10日
-
【注意報】トマト、ミニトマトに「トマトキバガ」県内全域で多発のおそれ 大分県2025年7月10日
-
【注意報】イネカメムシ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2025年7月10日
-
【特殊報】メロンにCABYV 県内で初めて確認 茨城県2025年7月10日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】コメ増産こそが自給率を向上させる~輸入小麦をコメで代替すれば49%2025年7月10日
-
【第46回農協人文化賞】地道な努力 必ず成果 経済事業部門・愛知県経済連会長 平野和実氏2025年7月10日
-
【第46回農協人文化賞】全ては組合員のため 経済事業部門・宮崎県農協副組合長 平島善範氏2025年7月10日
-
ジネンジョとナガイモ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第348回2025年7月10日
-
【2025国際協同組合年】SDGsと協同組合 連続シンポジウム第4回2025年7月10日
-
備蓄米 コンビニの7割で販売を確認 7月9日時点 農水省調査2025年7月10日
-
【人事異動】農水省(7月11日付)2025年7月10日
-
水稲の斑点米カメムシ類 多発に注意 令和7年度病害虫発生予報第4号 農水省2025年7月10日
-
【JA人事】JA加賀(石川県)新組合長に道田肇氏(6月21日)2025年7月10日
-
【JA人事】JA新みやぎ(宮城)新組合長に小野寺克己氏(6月27日)2025年7月10日
-
「田んぼの生きもの調査」神奈川県伊勢原市で開催 JA全農2025年7月10日
-
「米流通に関するファクトブック」公開 米の生産・流通など解説 JA全農2025年7月10日
-
「おかやま和牛肉」一頭買い「和牛焼肉 岡山そだち」ディナーメニューをリニューアル JA全農2025年7月10日
-
本日10日は魚の日「呼子のお刺身いか」など150商品を特別価格で販売 JAタウン2025年7月10日
-
転炉スラグ肥料がイネの発芽・発根・出芽を促進 農研機構2025年7月10日
-
適用拡大情報 殺菌剤「日曹ムッシュボルドーDF」 日本曹達2025年7月10日