米生産者に利子補給を実施 -農林中金が特別対策-2014年11月19日
農林中央金庫は11月18日、平成26年産米にかかる米生産者の資金繰り特別対策を発表した。
26年産米の米価下落で影響を被った米生産者の資金繰りの円滑化に資するため、緊急対策として県域やJAが要綱を定めるJA原資の農業資金からの貸し付け運転資金に対し、農林中央金庫が利子補給を実施する。
利子補給率は年0.5%以内。利子補給期間は国の対策である収入減少影響緩和対策(ナラシ対策)の交付金交付や概算金の追加払いの時期などをふまえ、来年12月までとしている。
想定貸付額は最大3000億円、利子補給総額は15億円を見込んでいる。この対策は今年9月以降来年3月までに実行された融資を対象とし、すでに実行されている融資についても遡って適用する。
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