「3つの顔」強化に向け本部制を導入-農林中央金庫2016年5月26日
農林中央金庫は5月25日の経営管理委員会で本部制を導入することを決めた。
6月24日付けで設置する。
農林中央金庫は中期経営計画(2016~2018年度)で農業の成長産業化を推進するために新たに「食農ビジネス」という事業の柱を立てた。これに従来からのJAバンクによる「リテールビジネス」とJAへの収益還元に向けた国際分散投資を行う「投資ビジネス」を合わせて、農林中金は「3つの顔」として打ち出し農林水産業と食と地域のくらしを支えるリーディングバンクをめざす。
そのためこの3つの部門のフロント機能を担い迅速な意思決定と実践展開を進めるため本部制を導入する。
食農ビジネスを担う「食農法人営業本部」は宮園雅敬代表理事副理事長が本部長を務める。リテールビジネスの推進・強化を担う「リテール事業本部」は大竹和彦専務、国際分散投資のさらなる進化をめざす「グローバル・インベストメンツ本部」は東山克之常務が本部長を務める。
また、これら3本部を支える経営インフラを担う「コーポレート本部」も設置し奧和登専務が本部長を務める。
新たな事業の柱となる食農ビジネスの本部長に宮園副理事長が就任することについて河野理事長は「今まで一度もやったことがないカテゴリーなので、内外ともにメッセージを送るためには代表権を持つ副理事長に担当いただくのが適当と判断した」と話す。
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