巨大地震のリアルな揺れ 外国人が体験『ザブトン教授の防災教室』 JA共済連2024年6月27日
JA共済連は6月19日、兵庫県姫路市で開かれた「世界銀行防災グローバルフォーラム2024」で、JA共済オリジナルの体験型防災・減災プログラム『ザブトン教授の防災教室』のブースを出展。巨大地震への備えの大切さと、地震大国日本の防災・減災の取組みを紹介した。
当日は、フォーラムに参加した世界各国の防災に関する専門家をはじめ、一般来場者など世界各地から計24か国、109人が、「地震ザブトン」を体験。巨大地震発生を"自分ごと"とすることを促し、防災意識を高めてもらった。また、地震大国日本におけるJA共済の防災・減災の取組みを紹介する機会となった。
『ザブトン教授の防災教室』を体験する女性
『ザブトン教授の防災教室』は、JA共済が全国で展開している体験学習型イベントプログラム。イス型の地震動体験装置「地震ザブトン」を用いて過去に起こった巨大地震のリアルな揺れを再現し、日頃から家具固定など地震に「備える」ことの重要性を呼びかけている。
今回のブースでは、「阪神・淡路大震災」や「東日本大震災」などの巨大地震のほか、近い将来に発生が懸念される「南海トラフ地震」で想定される揺れなどを体験。カザフスタンから参加した女性は「自国では大きな地震を経験したことがないこともあり、地震に対する備えもしていなかった。現在、50年程前に建てられた家に住んでいるが、今回の体験で耐震補強がきちんとされているのかなど、とても不安になった」と感想を述べた。また、ドミニカ共和国から参加した男性は「日本で地震が多いことは知っていたが、このフォーラムに参加して実際に起きた地震の揺れを体験できたことはとても良い経験になった」と話していた。
世界各国からの来場者でブースは大盛況
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日