富士通と連携 CO2削減などの課題を可視化・分析 スムーズなEV導入を支援 JA三井リース2024年11月13日
JA三井リースと富士通は10月15日、商用車のEV化と普及に向けて、全国のJAが使用する車両を活用した共同実証実験を開始。CO2削減などの課題を可視化・分析し、スムーズなEV導入を支援する。
実証実験では、JAが使用するガソリン車に搭載されたドライブレコーダーなどのテレマティクス機器を用いて位置情報や走行履歴などのデータを取得。富士通が提供するEVの導入と運用を支援するサービス「EV-Shift」に実装予定の機能とソーシャルデジタルツインの活用により、運用実績に即した充電タイミングやEVを使用した業務運用シミュレーションを行う。
この実証実験を通じて両社は、車両価格や充電インフラの整備など、EV導入を検討する企業が抱える運用管理面に関する不安を解消。これにより、スムーズなEV導入を促進することでCO2排出量を削減し、持続可能なモビリティ社会の実現に貢献する。
また、この連携を機に両社は、各自治体領域や交通事業者と、脱炭素社会モデル地域組成に向け取り組む。
<実証実験の内容>
・ガソリン車とEVの車両リースコスト、燃料や電力コストなど、経済性の比較検証
・ガソリン1リットル当たりのCO2排出量と電力1kWh(キロワット時)あたりのCO2排出量からガソリン車とEVの CO2排出量の比較検証
・車両台数および基礎充電・経路充電などの充電インフラ、充電器台数を考慮したシミュレーションによる運用可否の検証
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