米投資運用会社Cloud Capital運営のデータセンター開発ファンドへ出資 JA三井リース2025年7月28日
JA三井リースは、米国の投資運用会社Cloud Capitalが運営する、データセンターの開発を目的とした投資ファンド「Cloud Capital Fund II」に対し、LP出資契約を締結した。
同ファンドは、増大するデジタルサービスの需要に応えるため、通信遅延の低減と処理効率向上のため、米国各地で戦略的に配置されたハイパースケールテナントのネットワークを支える小型データセンターの開発・運用を推進。業界を牽引するテクノロジー企業のサービス品質向上と持続可能なデジタル社会の実現を支援する。
同ファンドを運営するCloud Capitalは約40億ドルの運用資産残高を持ち、グローバルなデータセンター開発・運営企業であるCloudHQと緊密な連携を取りながら、投資運用を担っている。JA三井リースは、2024年にCloud Capitalが手がける別ファンドへの出資を通じて、データセンター分野における協業を開始。今回の出資は、長年にわたりデータセンター分野で得てきた独自の知見と調達力を活かしてきたCloud Capitalとの関係をさらに発展させるもので、パートナー連携を通じて、成長領域での取り組みを強化する。
同ファンドへの出資は、JA三井リースの中期経営計画「Sustainable Evolution 2028」において成長領域と位置付けるデジタルインフラ分野への投資を、さらに加速。JA三井リースでは、直近5年間でデータセンター分野において累計2500億円以上となる投融資の実績があり、これまでの実績を活かし、今後も拡大が見込まれるデジタルインフラ関連プロジェクトに対して資金提供と事業支援の両面から積極的に取り組む。
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