7000人の小学生に「交通安全オンライン授業」配信 こくみん共済 coop2025年8月4日
こくみん共済 coop〈全労済〉は6月25日、子どもたちを交通事故から守る「7才の交通安全プロジェクト」の取り組みの一環として、小学生1年から4年生を主な対象とした小学校向けの「交通安全オンライン授業」を実施。授業の様子をホームページでアーカイブ動画として公開した。
小学校にあがり行動範囲が広がる7才児は、大人よりも目線が低く、まだ充分に注意力が育まれていないために、交通事故による死者数が突出して多いというデータがある(公益財団法人交通事故総合分析センター調べ)。こくみん共済 coop〈全労済〉は、このデータに着目し、未来ある子どもたちを交通事故から守るため、「7才の交通安全プロジェクト」として交通事故抑制に取り組んでいる。
授業は午前、午後の2回に分けて配信され、合わせて75校、全国の7104人の児童が参加。歩行中の交通安全に関わる10問のクイズが初級・中級・上級・超上級に分けて出題された。例えば、子どもと大人の視界を比較する問題では、実際に子どもと大人が見えている範囲を表示した写真を出題し、子どもと大人で水平方向・垂直方向それぞれで見える範囲に違いがあることを解説。授業の最後には10問のクイズをおさらいすることで、歩行中に注意するべきポイントについて児童への定着をはかった。
オンライン授業を受けた学校の担当教諭に、インターネットによるアンケート調査を実施したところ、およそ9割の先生が、授業中、児童たちが「楽しそうだった(とても楽しそうだった)」と回答。また、「授業の内容がわかりやすかった(とてもわかりやすかった)」と答えた先生はおよそ7割で、「授業が児童たちの安全教育に役立った(とても役立った)」と答えた先生はおよそ9割にのぼった。
自由回答では「クイズ形式なので、オンラインでも一方通行な内容ではなく、よく話を聞いて取り組めました」「今回参加した児童は、7才という年齢だったので、最も危険な年齢であると自覚できたと思う」などの声が寄せられた。
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