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「平成27年度病害虫発生予報(水稲)」発表 農林水産省2015年7月29日

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 7月28日、農林水産省は「平成27年度病害虫発生予報第5号(水稲特集)」を発表した。

 向こう1か月の水稲の主要な病害虫の発生予察情報概要は、次の通り。
○梅雨前線や台風の影響により、降雨が続いた地域は、水稲が軟弱徒長するなど、病害の影響を受けやすくなっているおそれがある。ほ場の観察をきめ細かく行い、適時適切な防除を実施してください。
○全国の病害虫の発生動向としては、イネいもち病、斑点米カメムシ類、イネ紋枯病の発生が多いと予想されている。
○8月以降は、梅雨時期に飛来したウンカ類が増殖することから、発生動向に注意が必要である。各都道府県の発生予察情報に基づき、適時適切な防除を実施してください。
◎水稲
<イネいもち病>
○ほとんどの地域で、本病の発生が「多い」又は「やや多い」と予想されており、7月24日現在で6県(延べ7件)が本病の注意報を発表している。稲が濡れた状態が長時間続くと、本病の発生が助長されることから、まとまった降雨の後には、本田の観察をきめ細かく行い、発生初期からの防除に努めてください。
○葉いもちから、穂いもちへの移行が懸念される場合は、穂ばらみ期及び穂揃い期の防除を基本とし、薬剤防除を実施してください。
<ヒメトビウンカ及び縞葉枯病>
○現在、ヒメトビウンカの発生は、中国の一部地域で「多い」、北関東及び近畿の一部地域で「やや多い」と予想される。また、ヒメトビウンカが媒介する縞葉枯病の発生は関東の一部地域で「多い」、近畿、中国及び四国の一部地域で「やや多い」と予想される。イネ縞葉枯病を保毒したヒメトビウンカの増加は、当年及び翌年の本病の多発につながることから、本虫の適時適切な防除を実施してください。
<イネ紋枯病>
○本病は、高温多湿で発生が助長される。また昨年、本病が多発した地域では、本年も多発する可能性があるため、注意が必要です。
<セジロウンカ>
○本虫は、梅雨の時期に海外から飛来して水稲に産卵し、次世代あるいは2世代後に急増して大きな被害をもたらす。
○本年は梅雨入り後に、九州を中心に、西日本から東日本の一部の地域で、本虫の飛来又は発生が確認されている。
○今後、気温が高い傾向が続くと、さらに本虫の増殖が助長されることから、本田の見回りを実施するとともに、今後、都道府県等から発表される飛来情報に留意し、適時適切な防除に努めてください。
<トビイロウンカ>
○トビイロウンカの発生は、「平年並」から「やや少ない」と予想されるが、本虫は梅雨の時期に海外から飛来して水稲に産卵し、その後、世代を繰り返して急激に密度が高くなることで、坪枯れなどの被害を起こすため、注意が必要だ。
○本年は、これまで愛媛県、佐賀県、長崎県、熊本県、宮崎県、鹿児島県において、予察灯による調査で本虫の飛来が確認されている。また、愛知県及び島根県でも、本田のすくい取り調査で捕獲されている。これらの周辺の都道府県においても、同時期に本虫が飛来している可能性があることから、注意深く本田を観察し、早期発見に努めてください。
○本年は、早い時期から多発する可能性は低いと予想されるが、本虫は増殖率が高いため、収穫まで発生動向に注意が必要だ。本虫の発生を確認した水田では、各都道府県の発生予察情報で防除適期及び要防除水準を確認し、適時適切な防除を実施してください。
<コブノメイガ>
○本虫の発生は、「平年並」から「やや少ない」と予想されるが、本虫の水田での発生状況を把握するとともに、都道府県から発表される飛来情報を参考に若齢幼虫期をとらえた防除を実施してください。
<ニカメイガ>
○本虫の発生は、北陸及び南関東の一部の地域を除いて「平年並」から「やや少ない」と予想されるが、本虫は局所的に多発する場合があるので、本田の観察を行い、発生に応じて適期に防除を実施してください。
<斑点米カメムシ類>
○多くの地域で、斑点米カメムシ類の発生が「多い」又は「やや多い」と予想され、7月24日現在で10県(延べ11件)が本病の注意報を発表している。本虫は、夏季に活動が活発になり、水田に侵入して出穂期の穂を加害する。本田をよく観察し、都道府県から発表される発生予察情報に基づき、適時適切な防除を実施してください。
<フタオビコヤガ>
○本虫の発生は、「平年並」から「少ない」と予想されるが、本虫による被害は、7月下旬から8月にかけて急増する。本田の観察を注意深く行い、幼虫の早期発見に努めるとともに、発生状況に応じて適時適切な防除を実施してください。

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