炊飯米を美味しくする「にがり」の効果 赤穂化成2016年1月5日
赤穂化成(株)は昨年12月24日、2001年から発売している「天海にがり450ml」に関連し、「にがり」の持つ効果についてまとめた。ご飯を炊くときに少量入れるだけで、ご飯がベタつかずふっくらと炊き上がり、同時に必須ミネラルであるマグネシウムも、手軽に補給出来るという。
豆腐作りには欠かせない「にがり」。「にがり」は、海水を使って製塩する際に生じる液体だが、昔から豆腐を作るときの凝固剤として用いられてきた。マグネシウムを主成分とし、数十種類のミネラルで構成されている。近年は健康維持や美容の効果に注目が集まっている。「にがり」はいくつかの製造方法がある。
同社は海水から水分を蒸発させ塩を取り出し、「にがり」を製造している。そのまま舐めると文字通り、にがみがあるが、食品に少量使用すると料理の味にコクと旨みを出す。
炊飯時にこの「にがり」を入れると、主成分であるマグネシウムがお米の細胞壁に結合し、細胞が壊れるのを防ぐ。水分と旨みを保ち、お米がベタつかず、ふっくらつややかに炊き上がる。
2007年に行った炊飯のモニター試験では、約6割の人が、炊飯時に「にがり」を入れると「美味しくなった」と回答。つやが良い、甘味が増した、粘りが良くなったとの感想が寄せられた。
マグネシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素で、多くの体内酵素の正常な働きとエネルギー産出、血液循環を正常に保つ働きがある。
「天海にがり450ml」の価格は1本810円(税込)。問い合わせは、赤穂化成(株)東京支店広報担当TEL:03-5330-2911まで。
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