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2016.02.09 
27年のコメ輸出、数量・金額ともに過去最高一覧へ

 27年の商業用の米輸出量は7640t、金額で22億3400万円で、ともに過去最高だった。

 伸び率は数量で+69%、金額で+56%だった。
 輸出業者によると全体として日本食レストラン、寿司・おにぎり屋といった米を取り扱う外食店向け需要が好調だったという。
 香港・シンガポールでは玄米で輸出し日本産米を現地で精米して販売するビジネスが引き続き好調だった。東南アジア地域では日系百貨店・スーパーの新規出店が相次いでおり、それらの店舗から日本産米の仕入れ注文が増えたという。
 7640tのうちTPP参加国向けは2806t。金額は7億3400万円となっている。
 農林水産省の「米に関するマンスリーレポート」では国別の状況もまとめている。
 ○香港=数量2519t(+44%)金額6億5900万円(+33%)。元来、米食文化で、外食を中心に日本食が広がりやすい環境が整っているため日本食レストラン向けに安定的に輸出が増加している。 ○シンガポール=数量1850t(+43%)金額4億6300万円(+25%)。香港と同様、日本食レストラン等との取り引きが増加している。
 ○台湾=数量753t(+85%)1億5500万円(+73%)。消費量の8~9割が短粒種のため日本食が広がりやすい。食味のよい日本産の需要が増えている。
 ○中国=数量568t(+262%)金額2億9100万円。贈答用の高級米需要がさらに増加した。
 ○アメリカ=数量322t(+298%)金額1億300万円。近年の記録的な干ばつの影響でカリフォルニア米の価格上昇によって日本産米との価格差が縮小したため、スーパーなどの小売需要の一部が日本産米に置き換わっている。
 ○タイ、ベトナム、マーレーシア=数量474t(+394%)金額9300万円(+184%)。日系のデパートやショッピングモールの進出が盛んで日本食に触れる機会が増え、日本産米を安定的に販売するチャンネルが複数存在するようになっている。
 ○欧州、中東等=数量1154t(+57%)金額3億5700万円。日本食レストラン向け需要が増加している。

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