米の消費拡大と取引の活性化めざす-全米販2016年6月13日
全米販(全国米穀販売事業共済協同組合)は6月9日に通常総会を開き、28年度の事業計画などと新常任理事体制を承認した。
米の消費拡大運動には引き続き「学校給食無償化」の運動を推進する。また、「ごはんを食べよう国民運動推進会議」や「早寝早起き朝ごはん」運動に積極的に参加する。
米流通の多様化に伴う仕入支援の一環として、稲作経営者会議と日本農業生産法人協会などとの連携を図り、事業展開の機会づくりに取り組む。
27年度に立ち上げた中長期米市場は、(株)クリスタルライスと連携して産地訪問するなど活性化を図る。先物取引についても、ザラバ取引、1年限月の導入など、米先物市場の改善を働きかける。
「おこめ券」事業では多様なニーズに応えるため、現在の紙式券だけでなくサーバーでデータを管理するカード方式など新たなおこめ券の28年度中の実現をめざす。そのため事業委員会おこめ券部会で検討を進める。
開設2年目となるサイト「ごはん彩々」の認知度向上に取り組むとともに、企画商品等の販売を行いながら、消費者情報の取得を通じ、特徴ある通販サイトづくりにも取り組む。
28年度から30年度までの常任理事体制は以下のように決めた。
▽理事長=木村良(本部)
▽副理事長=藤尾益也(神明ホールディングス相談役)、武笠安雄(ナンブ代表取締役社長)、三橋美幸(ミツハシ代表取締役会長兼CEO)、長谷川靖(ミエライス代表取締役社長)
▽常務理事=石原一郎(本部)、山村淳(本部)
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