稲作 米価上昇で3年ぶりに増収増益-日本政策金融公庫2016年11月1日
日本政策金融公庫農林水産事業は10月31日、平成27年農業経営動向分析結果を公表した。
融資先6100あまりの決算データを部門別に分析した。
稲作は27年産米価が上昇したことなどで、個人、法人とも増収増益となった。とくに法人経営の経常利益は前年比367.2%増の改善ぶりとなった。
北海道の畑作では27年産小麦の作柄が改善したことや、大豆の作付面積が拡大したことで生産量が増加し、個人、法人ともに増収増益となった。
一方、北海道の露地野菜はタマネギの卸売価格の下落などで減収減益となった。
酪農は27年乳価の引き上げで個人、法人とも増収増益。肉用牛は全品種ともに卸売価格が上昇し、個人、法人とも増収増益となった。
採卵鶏・ブロイラーは堅調な需要を背景とした高値の継続で個人の売上げ高は平年並み、法人は増収、さらに燃油価格下落によって個人、法人ともに増益となった。
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