平均価格は9319円 大豆播種前入札取引2017年5月10日
(公財)日本特産農産物協会は平成29年産大豆の播種前入札取引(試験導入)の実施結果をこのたびまとめた。
今回の播種前入札取引価格は平成29年産大豆について事前に売買価格を決定する方式での契約栽培取引の参考価格として利用される。
4月24日の播種前入札取引の上場数量は1万2157t、落札数量4485t、平均落札価格は9319円/60kgで平均落札率は37%だった。
今回の入札参加者は上場者が2者、入札者が29者(うち大豆加工品製造業者6者、ほかは問屋など)だった。
試験導入のため売り手に対し「大豆の播種前入札取引に係る業務規程」で定めた上場産地品種銘柄と上場数量に関する義務を課すことなく、産地の状況に応じた任意の産地品種銘柄と数量による上場を認めている。
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