30年産米の契約比率86% 農林水産省2019年4月1日
平成31年3月29日、農林水産省は、30年産米の「産地別契約・販売状況」および「民間在庫の推移」(いずれも31年2月末)を取りまとめ公表した。
30年産からの米政策の見直しにおいて、生産者や集荷業者・団体の主体的な経営判断や販売戦略に基づき、需要に応じた米生産ができるよう環境整備を進めることとされた。その一環として同省は、26年3月から米の流通にかかるよりきめ細かい需給・価格情報、販売進捗・在庫情報等の提供を行っている。
今回、同省は31年2月末現在の契約・販売状況、民間在庫の推移の状況について、米の出荷・販売業者、団体等から報告のあったものをとりまとめた。
全国の契約・販売状況については、報告対象業者が自ら販売するために集荷した2月末現在の「集荷数量」は272万t、報告対象業者が自ら販売するために契約を締結した「契約数量」は235万t、集荷数量のうち契約のあと実際に卸売業者等に引き取られた「販売数量」は103万t。また、民間在庫の推移は、2月末現在の全国段階の「民間在庫」は、出荷・販売段階の計で260万tとなっている。
詳細は米の相対取引価格・数量、契約・販売状況、民間在庫の推移等(農林水産省)を参照。
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