ごはんを食べて旅する気分に 岡山パールが「旅するお米シリーズ」発売2019年8月5日
JA全農の子会社、岡山パールライス(株)は、“新品種””ではなく“産地”にフォーカスした新商品「旅するお米シリーズ」を8月19日から岡山県内を中心にスーパー、百貨店などで発売する。
新発売の商品は「富良野ななつぼし」と「四万十こしひかり」。それぞれ2㎏(窒素充填スタンドパック)で1080円(税抜)。
「旅するお米シリーズ」は、『毎日の食事を旅気分に』をコンセプトに、自宅に居ながら、日本各地の名所を旅するような気分、さまざまな地域・品種のお米を手軽に楽しんでもらいたいという思いで開発された。
近年、減反政策廃止に伴い、日本全国で新ブランド米の開発が活発になっている。しかしその多くが高価であるため消費者には手に取りにくい。また、1人あたりの年間の米消費量は減少傾向が続き、平成10年から29年までの間に65.2㎏から54.2㎏まで約17%も減少(農水省『食料需給表』)している。。
そこで「旅するお米」では、量(安くたくさん食べる)から質(茶碗1杯を楽しむ)を求める消費者が増えると考え、手軽な価格で、ごはんを楽しむことができる商品として開発された。
開発に当たっては、「実際のお米の購入者の多くを占める女性目線で商品を作ることに徹底的にこだわった」という。
社内の女性や家族へのヒアリングなどを行った結果、「ブランド米が乱立し選択肢は増えたものの、業界人ではない一般の消費者にとっては、産地やブランドによる味の差をつけづらく、もっとシンプルにした方がよいことが分かった」という(同社営業課)。
「旅するお米シリーズ」は、今回の「富良野ななつぼし」「四万十こしひかり」を皮切りに随時ラインナップを追加する予定だ。
問い合わせ先は、岡山パールライス(株)電話0866?94?0007。
(写真)「旅するお米」左が「四万十こしひかり」右が「富良野ななつぼし」
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(149)-改正食料・農業・農村基本法(35)-2025年7月5日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(66)【防除学習帖】第305回2025年7月5日
-
農薬の正しい使い方(39)【今さら聞けない営農情報】第305回2025年7月5日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 石川県2025年7月4日
-
(442)エーカレッジ(作付面積)から見る変化【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月4日
-
【JA人事】JAながさき県央(長崎県)里山耕治組合長を再任(6月27日)2025年7月4日
-
人的資本を人事制度で具体化する 「令和7年度 人事制度改善セミナー」開催 JA全中2025年7月4日
-
「有機薄膜太陽電池」で発電した電力 ブドウの着色に活用 実証実験開始 山梨県2025年7月4日
-
株主優待制度を新設 農業総研2025年7月4日
-
夏の訪れ告げる初競りの早生桃 福島県産「はつひめ」販売 青木フルーツ2025年7月4日
-
ニッテン「スズラン印」ロゴマークをリニューアル 日本甜菜製糖2025年7月4日
-
「国際協同組合年」認知度調査「生協に参加したい」が7割 パルシステム2025年7月4日
-
洋菓子のコロンバン主催「全国いちご選手権」あまりんが4連覇達成2025年7月4日
-
野菜わなげや野菜つり 遊んで学ぶ「おいしいこども縁日」道の駅とよはしで開催2025年7月4日
-
北海道初進出「北海道伊達生産センター」完成 村上農園2025年7月4日
-
震災乗り越え健康な親鶏を飼育 宮城のたまご生産を利用者が監査 パルシステム東京2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「農政技術(森林)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「獣医師(家畜保健衛生分野)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
信州の味が集結 JA全農長野×ファミマ共同開発商品 長野県知事に紹介2025年7月4日
-
障害者のやりがい・働きがい・生きがい「ガチャタマ」で応援 パルシステム埼玉2025年7月4日