地球に優しいプラスチック お米から生まれた「お米カード」新発売2021年6月23日
プラスチックカードへの印刷事業を手がける株式会社研美社(大阪市都島区)は6月20日、米由来の国産バイオマスプラスチックが原材料の「お米カード」を発売した。
「お米カード」は、株式会社バイオマスレジン南魚沼が開発した国産バイオマスプラスチック「ライスレジン」を基材としたカード。食用に適さない古米や米菓メーカーから発生する破砕米など、飼料としても処理されずに廃棄されてしまうお米を、新しいテクノロジーでプラスチックへアップサイクルしている。また、「お米カード」に使われるプラスチックの一部は米で代替できるため、政府の石油系プラスチック削減目標と焼却時のCO2排出削減に貢献できる。
カード自体はやや透明性があり、薄いブラウンカラーの仕上げ。米の含有率は10%で、触った感じは従来のプラスチックとあまり変わらず、お米らしい自然の雰囲気がある。カードとして商品化するのは全国初。社員証の他にもショップカードやクレドカードなどに利用でき、食用に適さない米を使っているため、フードロス削減にも繋がる。
「お米カード」は、85.6×54ミリ、厚みは0.4ミリ。UVインクジェット印刷、オフセット印刷が可能。
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