有機農業生産者と取り組み 転換期間中「有機米粉」ミズホチカラ発売 ハニーマザー2023年2月16日
神戸のハニーマザーが運営する米粉の焼き菓子や甘酒を使ったジェラートなど、お米の新たな楽しみ方を発信するブランド「田田田堂」(兵庫県神戸市)は2月15日、兵庫県産の米「有機ミズホチカラ」(転換期間中)の製菓・製パン用米粉を発売する。

「有機米粉」ミズホチカラ(製菓・製パン用)
農作物が有機JAS認証を獲得するには、農薬や化学肥料を使わない有機農業に転換してから約3年の移行期間が必要で、それが生産者にとってひとつのハードルとなっている。今回の取り組みでは、生産者がそのハードルを乗り越え、安心して環境配慮型農業に取り組めるよう、転換期間中もメーカーが買い支える。
多用途に利用可能な品種として九州で開発された「ミズホチカラ」は、通常のうるち米に比べて粘りが少なく、現在では製菓・製パン用の米粉に多く活用されている。ミズホチカラで焼いたパンは膨らみがよく、腰折れ(焼成後変形)も少ない。田田田堂は、パートナー生産者である兵庫県多可郡多可町の藤岡農場と二人三脚で、国内でほとんど例がない有機JAS基準のミズホチカラ栽培の輪を広げ、土壌を次世代につないでいく。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(173)食料・農業・農村基本計画(15)目標等の設定の考え方2025年12月20日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(90)クロロニトリル【防除学習帖】第329回2025年12月20日 -
農薬の正しい使い方(63)除草剤の生理的選択性【今さら聞けない営農情報】第329回2025年12月20日 -
スーパーの米価 前週から10円上がり5kg4331円に 2週ぶりに価格上昇2025年12月19日 -
ナガエツルノゲイトウ防除、ドローンで鳥獣害対策 2025年農業技術10大ニュース(トピック1~5) 農水省2025年12月19日 -
ぶどう新品種「サニーハート」、海水から肥料原料を確保 2025年農業技術10大ニュース(トピック6~10) 農水省2025年12月19日 -
埼玉県幸手市とJA埼玉みずほ、JA全農が地域農業振興で協定締結2025年12月19日 -
国内最大級の園芸施設を設置 埼玉・幸手市で新規就農研修 全農2025年12月19日 -
【浜矩子が斬る! 日本経済】「経済関係に戦略性を持ち込むことなかれ」2025年12月19日 -
【農協時論】感性豊かに―知識プラス知恵 農的生活復権を 大日本報徳社社長 鷲山恭彦氏2025年12月19日 -
(466)なぜ多くのローカル・フードはローカリティ止まりなのか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月19日 -
福岡県産ブランドキウイフルーツ「博多甘熟娘」フェア 19日から開催 JA全農2025年12月19日 -
α世代の半数以上が農業を体験 農業は「社会の役に立つ」 JA共済連が調査結果公表2025年12月19日 -
「農・食の魅力を伝える」JAインスタコンテスト グランプリは、JAなごやとJA帯広大正2025年12月19日 -
農薬出荷数量は0.6%増、農薬出荷金額は5.5%増 2025年農薬年度出荷実績 クロップライフジャパン2025年12月19日 -
国内最多収品種「北陸193号」の収量性をさらに高めた次世代イネ系統を開発 国際農研2025年12月19日 -
酪農副産物の新たな可能性を探る「蒜山地域酪農拠点再構築コンソーシアム」設立2025年12月19日 -
有機農業セミナー第3弾「いま注目の菌根菌とその仲間たち」開催 農文協2025年12月19日 -
東京の多彩な食の魅力発信 東京都公式サイト「GO TOKYO Gourmet」公開2025年12月19日 -
岩手県滝沢市に「マルチハイブリッドシステム」世界で初めて導入 やまびこ2025年12月19日


































