【年頭あいさつ 2024】雜賀慶二 東洋ライス 代表取締役2024年1月3日
新年あけましておめでとうございます。
2024年もJAcom農業協同組合新聞をよろしくお願い申し上げます。
JAcomでは、元日から3日まで、農林水産大臣をはじめJAグループ全国連、農業関連団体のトップなどによる年頭のあいさつを掲載しています。
雜賀慶二
東洋ライス 代表取締役
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
昨年、弊社は「医食同源米によって我が国の国難を解決するためのコンソーシアム」を設立しました。本コンソーシアムの目的は、国難となっている①国の財政危機を招いている医療費、介護費などの膨張、②食糧自給率の低減、③米消費量減少に伴う休耕地の増加及び少子高齢化による担い手の減少などを「医食同源米」の普及により解決することです。
ちなみに、「医食同源米」とは、健康成分が多くて美味しく食べ続けられ、環境にも良いコメのことを指します。
これまでの当社だけの取り組みとは大きく異なり、『官(行政)』だけでも、現時点ですでに各地の十五自治体が動き出し、そのほか、医師などの『学(学識経験者)』『産(コメの生産者、精米業者、流通業者、実需者)』『消(個人または法人によるコメの消費者)』といった各分野から五百以上の団体および個人の方々にご賛同いただき、オールジャパンでの活動となって参りました。
すでに大阪府泉大津市をはじめとした各自治体では、妊婦や子供の健康度を高めるため、出産まで毎月「医食同源米」をお届けするマタニティプロジェクトの実施に加え、幼稚園や保育園、小中学校などの学校給食に「医食同源米」を導入するなど、具体的な活動を始めており、これからも他の多くの自治体で同様の取り組みが始まる予定です。
今後は「医食同源米」を全国に普及させることで、国難の解決を確実なものにして参りたいと存じます。
また、当社独自でも健康などに寄与するための実証研究に取り組んでおり、特に「金芽ロウカット玄米」においては、某大学機関との共同研究により、国難の一つとも云える難病の解決に貢献できる研究結果が出揃いつつあり、そう遠くない時期に発表出来る予定です。
いずれにしろ、本年も弊社は一層社会に高度の貢献を目指して参りますので、よろしくご指導、ご鞭撻の程、お願い申し上げます。
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