福井の推し米を見つける「お米選びの診断チャート」提供開始 福井精米2024年2月5日
福井精米株式会社(福井県福井市)は、一人ひとりの好みにあったお米を見つけることができる「お米選びの診断チャート」をリリース。毎年多くの新しい品種が開発・発売される米のなかから、自分の好みに合う福井県の品種を見つけられる。
福井県はコシヒカリ発祥の地で、北陸の米どころ。延長116kmの九頭竜川は豊富な栄養を含んだ土地を作り、さらに年間平均約2000ミリを超える雨や雪が大地を潤し、山から注がれるミネラル分と共に大地に栄養を与えている。こうした環境のもと、福井県では、コシヒカリやハナエチゼン、あきさかりなど有名品種から、ミルキークイーンなど特徴的な品種まで幅広く栽培されている。
市場には現在、320種類もの主食用(ごはん)米の品種が登録されており、その中には知名度の低い品種も少なくない。特に福井県の新品種「ふくむすめ」は2020年に登録された大粒品種だが、味の良さに比べて知名度が低く、なかなか市場に出回る機会が少ない。
今回リリースした診断チャートは、10人のパネラーの意見をもとに、「あっさり」「甘味」「歯ごたえ」「粘り」「粒の大きさ」など、各品種の特徴を算出。さらに、価格や無洗米の有無も考慮した。3~6問の簡単な質問に答えるだけで、自分の好みに合うお米を見つけることができる。
お米は「もっちり」「さっぱり」の食感、「あっさり」「甘い」の味の分類、粒の大きさによって食べ応えが異なる。例えば、「コシヒカリ」は、「もっちり」「甘い」とされる一方、「ミルキークイーン」は「コシヒカリ」よりもさらに「もっちり」「甘い」のが特徴。甘さを求める人には「ミルキークイーン」がおすすめだが、もっちりした食感が苦手な人には「コシヒカリ」がおすすめとなる。
さらに、大粒ミルキークイーンともいわれる「ふくむすめ」は、ミルキークイーンの特徴に加えて食感と食べ応えも楽しめるため、ミルキークイーンの特徴に加えて食感と食べ応えも楽しみたい方におすすめ。今回リリースした診断チャートは、こうした特徴を加味して選ぶことができる。
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