米価 前週より0.3%値上がり 17週連続で高騰2025年5月8日
農水省は5月8日、量販店での米の販売価格と数量を公表した。
4月21日の週の精米5kgの価格は4233円で前週比で0.3%の値上がりとなった。17週連続の値上がり。前年同期比では102.7%で昨年の2倍以上となった。
今年1月の初めに精米5kgの価格が3600円を超え3月初めにかけて10週連続で値上がりし4206円となった。この間に16.8%高騰した。その後も7週連続で値上がりしているものの、この間は0.6%と値上げ幅は小さくなっている。政府備蓄米の販売で平均価格の値上げが抑えられたとみられる。
ただ、一方で4月30日に農水省が公表した3月の米の卸売業者から小売業者への販売数量は対前年比で86.3%と2月の同89.2%より下がった。品薄感から販売量を抑制した影響で店舗での小売価格が下がらないとみられている。
5kgで平均4000円を超える米価水準となったが、販売数量は対前年同期比で18.0%増となった。前週の14.9%増よりも多く、4月に入ってからは前年を上回る水準で推移している。
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