大潟村産「金芽米」軸に資源循環モデル確立へ 三者協定締結 東洋ライス2026年3月26日
秋田県大潟村、大潟村カントリーエレベーター公社と東洋ライスの三者は3月24日、地域資源を活かす持続可能な農業をめざし包括連携協定を締結。大潟村産「金芽米」を軸にした村内完結型の資源循環モデルを実現する。
包括連携協定を締結した大潟村カントリーエレベーター公社の小玉 公彦社長(左)、秋田県大潟村の髙橋浩人村長(中)、東洋ライスの阪本哲生副社長
同協定では三者が連携し、大潟村産米の高付加価値化、循環型農業の推進、食育・健康増進、地域活性化などの取り組みを進める。また、地域住民の健やかな暮らしと持続可能な農業・地域社会の発展を目指す。
日本有数の大規模稲作地帯である秋田県大潟村では、ICTを活用した先端農業に加え、村内で全てが完結する画期的な「循環型農業」が動き出している。その核となるのが、籾摺・乾燥・保管・精米までを一貫して行う大潟村カントリーエレベーター公社のプラント。東洋ライスが開発した、栄養とおいしさを両立する「金芽米(きんめまい)」の製造設備が導入されており、こだわりの大潟村産米を高付加価値な商品へと仕上げる体制が整っている。
この取り組みは単なる「おいしい米づくり」に留まらず、金芽米の製造過程で生まれる有機質素材「米の精(こめのせい)」を、再び田んぼの肥料として活用。「栽培・加工・消費・資源循環」が村内で完結する、地球に優しい持続可能なモデルを目指す。
<具体的な展開>
令和8年4月より順次始動
①未来を育む食育
大潟村産の有機栽培米を「金芽米」として学校給食に導入。学習会を通じて、子どもたちの健やかな成長と食への理解を支える。
②地域の健康と活気
住民向けの料理教室を開催するほか、道の駅や宿泊施設、ふるさと納税返礼品としても展開。大潟村ブランドの価値を全国へ発信する。
③環境への貢献
「米の精」を大潟村カントリーエレベーター公社で肥料化し、地域資源を余さず循環。環境負荷を抑えた持続可能な農業を確立する。
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