青森の鳥インフル 防疫措置完了2016年12月5日
青森県は12月5日午前、県高病原性鳥インフルエンザ防疫対策本部会議(第6回)を開き、発生が確認された2戸の農場での防疫措置の完了を公表した。
2農場ともアヒル(フランス鴨)を飼養していた。
1例目の農場では県職員延べ300人余りを6班編成で動員し殺処分を実施、目標の24時間以内の11月29日午後8時過ぎに1万8000羽の処理を完了した。敷料も含めた埋却作業と汚染物品の処理もブルーシートによる被覆で実施、12月4日に完了し、農水省も確認のうえ防疫措置完了を公表した。
2例目は県職員140人余りを動員し2班体制で殺処分を実施し、目標としていた24時間以内となる3日午前4時に4700羽の処理を完了した。敷料についてはブルーシートで被覆し周辺を消毒する方法で作業完了し、農水省も防疫措置完了を確認した。
今後は他の農場に対しても引き続き防鳥ネットの点検や畜舎内外の消毒の徹底、半径3㎞以内の農場の再度のウイルス分離検査などを実施する。
防疫措置の完了で発生農場出入り口付近の交通規制は解除。県は1週間間隔で計3回以上、畜舎等の消毒を実施し、防疫措置完了後10日経過の16日に清浄性確認検査を行い陰性であれば国との協議の結果、搬出制限区域を解除する。さらに防疫措置完了から21日後の27日午前零時に国と協議のうえ、移動制限区域を解除する。
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