牛乳販売個数、今年度で最多 家庭内消費 回復の兆し Jミルク週報2022年6月3日
Jミルクは6月2日に需給短信を公表。牛乳類の家庭内消費は回復の兆しにあるとした。
5月23日からの週の牛乳類の家庭内消費は前年比95.5%だったが、4月11日週以降、6週ぶりに95%を超える水準に回復した。
販売個数も全品目を通じて全週を上回っており、牛乳は今年度初めて3000万個を上回るなど、乳飲料、加工乳とも年度最大の販売個数となった。Jミルクは全国的に平年よりも気温の高い日が多かったことが要因のひとつとしており、今後も家庭内消費の増加が期待される。
ヨーグルト類は前週に続き前年比90~95%程度で販売個数は前週よりも上回った。
今後については、外国人観光客の増加にともない業務用需要の回復への期待が高まるが、食料品のほか、日用品、公共料金などさまざまな物価の値上げが牛乳乳製品の消費への影響も及ぼすことも懸念している。
全国の生乳生産量は前年を上回っており、乳製品向けの処理は油断できない水準になっているとして引き続き気を緩めることなく業界で協調して需給調整を行うことが不可欠とする。家庭内消費の底上げの取り組みを強化する必要も強調している。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(94) -みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(3)-2024年5月18日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(11)【防除学習帖】 第250回2024年5月18日
-
土壌診断の基礎知識(20)【今さら聞けない営農情報】第250回2024年5月18日
-
出生率低下が心配【消費者の目・花ちゃん】2024年5月18日
-
農政 変わるチャンスへ動く年に JA全青協通常総会2024年5月17日
-
新執行部の決意示す JA全青協が記者会見で抱負2024年5月17日
-
【注意報】小麦、六条大麦、二条大麦に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 栃木県2024年5月17日
-
【注意報】果樹全般にカメムシ類 県内全域で多発のおそれ 大阪府2024年5月17日
-
コメ・水田農業の将来に危機感示した渡辺会長【熊野孝文・米マーケット情報】2024年5月17日
-
【注意報】茶に炭疽病 県内全域で多発のおそれ 長崎県2024年5月17日
-
生命と財産守る活動 一歩ずつ前に JA共済優績組合表彰式 JA共済連2024年5月17日
-
(384)本当の「不平等状態」改正【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年5月17日
-
契約実行高、当期純利益で過去最高を更新 2024年3月期決算 JA三井リース2024年5月17日
-
【JA人事】JA帯広大正(北海道)森和裕組合長を再任(5月16日)2024年5月17日
-
北海道HACCP「食の安全にこだわる2024」発行2024年5月17日
-
濃厚マンゴーと相性抜群のスイーツが登場 自由が丘「一果房」で17日から 青木商店2024年5月17日
-
スマート農業システム開発のディーピーティー「JAGRI KYUSHU」に出展2024年5月17日
-
「マッスルスーツ」累計出荷台数が3万台を突破 イノフィス2024年5月17日
-
米・米粉の可能性を広げるBtoB展示会を9月に開催 cotta2024年5月17日
-
農薬出荷数量は6.8%減、農薬出荷金額は3.0%減 2024年農薬年度3月末出荷実績 クロップライフジャパン2024年5月17日