牛の防寒コート「USIMO」最新モデル発売 畜産農家の暖房費対策の切り札に オオツキ2024年1月16日
牛専門の防寒ブランド「USIMO(ウシモ)」を展開する株式会社オオツキ(兵庫県丹波市)は、仔牛専用防寒コート「モーっとほっと」の最新モデルを発売。温度調整ができる暖冬に対応した防寒コートで、その品質と機能を体感できる「畜産市場全国キャラバン」を全国で実施する。

今年は暖冬傾向の一方、急な寒気の流れ込みで予想外の大雪になるなど、多くの農家が対応に追われている。特に寒冷による感染症や下痢になりがちな仔牛を抱える畜産農家は、光熱費の高騰とともに肥育温度の調整が課題となっている。
同社は、これまで電熱線で首の血管を温めるマフラーなど牛の体温を調整する製品の開発してきたが、多くの農家からのフィードバックを得て、今年は「温度調整ができる」暖冬に対応した防寒コートを発売。
USIMO「モーっとほっと」
最新モデルは、特殊三層素材と腹巻パーツで体感+3℃を実現した従来の防寒性能はそのままに、コート自体を着脱させる手間なく体温調節できる換気シャッター機能が付いた。電気を使わないため環境負荷が低く、畜産農家の光熱費対策も考慮した。
同社は、新しい仔牛用防寒コートの発売を記念し、全国の畜産市場で体験展示を随時実施する。
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