新規派遣JA増える JA経営マスターコース2013年9月11日
将来の幹部候補生を育成することを目的に平成11年度に開講したJA経営マスターコース。最近では新規派遣JAが増え着実に広がっている。JA全中はこのほど26年度の募集要領をまとめた。
JA経営マスターコースの受講対象者は原則、JAの職能資格3等級から6等級の職員。年齢は20歳代後半から30歳代後半だ。コース修了後は、総合企画部門をはじめとする各事業部門の企画立案業務に従事、将来は各部門の管理職として活躍が期待される基幹的な人材の育成をめざしてきた「JAグループ版ビジネススクール」だ。 24年度までに延べ116JA・連合会・中央会が参加、修了生は526人でJAグループの一大ネットワークをつくっている。23年度には卒業生の中からJA常務理事も誕生したほか、多くのJAで総務部長、企画部長、支店長などJAのコア部署で活躍しているという。
第26回JA全国大会では組合員主役のJAづくりのために人づくりに取り組むことを決議した。JA全中では引き続き重要事業として26年度も受講生を募集する。あわせてJA簿記会計法務講座、JAのライン職層を対象にしたユニット講座の募集要領も発表している。
【平成26年度JA経営マスターコース募集要領の概要】
○受講対象者:原則としてJAの職能資格3等級から6等級(9等級モデル)の職員(20歳代後半から30歳代後半)
○受講資格:
[1]4大卒程度の基礎能力
[2]JA職員資格認証試験中級程度のJAに関する知識
[3]受講開始までに日商簿記検定3級程度の簿記知識
[4]所属団体の代表者の推薦、など
○開講期間:平成26年4月9日?27年3月12日
○受講期間:
[1]通期コース〈26年4月9日?27年3月12日(木)〉
[2]7か月コース〈(26年9月16日?27年3月12日、受講要件あり〉
[3]4か月コース〈26年9月16日?12月19日〉
○履修内容:4月から9月初旬は農業協同組合監査士資格試験の受験に向けた学習、9月から12月は監査士試験で学んだ知識を基礎に経営学を中心に協同組合の理念や経営の現状について学習。1月から3月は農業やJAを中心とした現状と課題について多くの情報を提供し、修了論文の作成
○講師陣:第一線で活躍する研究者、専門家、実務者等で編成
○会場:JA全国教育センター(東京都町田市)
○受講申込み手続き:所定の「受講申込様式(小論文を含む)」によりJA都道府県中央会長の推薦を経て、JA全中宛に平成27年2月13日(金)までに申込む。申込み書類を審査後、受講者を決定
○募集人員:40人程度
○その他:受講費用など
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