協同の意義を再確認 国際協同組合デー記念中央集会2016年8月1日
第94回国際協同組合デー記念中央集会が7月27日、東京都渋谷区の国連大学で開かれた=写真=。全国の協同組合組織の関係者約300人が参加した。テーマは「協同組合が創る持続可能な未来~東日本大震災から5年の今、考える~」。日本協同組合連絡協議会(JJC)、国際協同組合年記念協同組合全国協議会(IYC記念全国協議会)が主催した。
主催団体を代表してJA全中の奥野長衛会長は「日本社会の持続的発展を構想し、私たち協同組合の協同の取り組みをいっそう進めていくための契機としたい」とあいさつした。キリスト教の牧師で認定NPO法人「抱擁」理事長の奥田知志氏が「震災復興・持続可能な未来 貧困からの脱却・平和について~協同組合への期待~」のテーマで基調講演。現在の日本の貧困について述べ、問題点として「経済的困窮と社会的孤立の貧困スパイラル」を指摘。これを断ち切るには、弱くても存在する地縁・血縁・社縁や既存の社会支援を束ねる「コーディネート型縁」の必要性を強調した。
パネルディスカッションでは岩手県の釜石地方森林組合、日本労働者協同組合連合会東北復興本部、福島県における協同組合間協同がそれぞれの取り組みを報告し、意見交換した。
重要な記事
最新の記事
-
米価 前週より0.3%値上がり 17週連続で高騰2025年5月8日
-
全農グローバルホールディングス スイスに設立 海外事業を再編2025年5月8日
-
母の日の定番カーネーションの生産が減りつづけている【花づくりの現場から 宇田明】第59回2025年5月8日
-
NTTと北海道大学の農業分野での共同研究 デジタルツインでデータ収集のプラットフォームに 社会実装へ関係者と連携体制も2025年5月8日
-
5月の食品値上げ前年超え 10月までに1万4千品目 価格改定動向調査 帝国データバンク2025年5月8日
-
「除草」されるイモ・ダンプに乗せられるイモ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第339回2025年5月8日
-
栃木米アンバサダーU字工事の新ラジオCM放送中 JA全農とちぎ2025年5月8日
-
全農杯全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)鳥取県予選会に副賞・参加賞を提供 JA全農とっとり2025年5月8日
-
「いわて純情米消費拡大月間」始まる 盛岡駅で県産米のおにぎり配布 JA全農いわて2025年5月8日
-
「JA全農にいがたpresentsにいがた和牛 村上牛 産地交流ツアー」参加者募集2025年5月8日
-
いわて牛のおいしさをPR 県内初出店のスーパーで試食会を開催 JA全農いわて2025年5月8日
-
フリーダイヤルが復旧完了 JA共済連2025年5月8日
-
産地直送通販サイト「JAタウン」で父の日イベント開催2025年5月8日
-
JA全農 カーリングジュニア日本代表を「ニッポンの食」でサポート2025年5月8日
-
農業ジャーナリスト賞に7作品 農政ジャーナリストの会2025年5月8日
-
兵庫県尼崎市の伝統野菜「一寸ソラマメ」即売会を実施2025年5月8日
-
大気中のCO2を吸収する 「CO2を食べる自販機」コープみらい一部店舗などで導入2025年5月8日
-
収穫最盛期の「露地イチゴ」栽培農家12軒による品評会開催 大阪府高槻市2025年5月8日
-
埼玉県「イネカメムシ広域防除緊急対策事業」12日から申請受付2025年5月8日
-
フルーツで大輪の花束「母の日限定ケーキ」8日から販売 カフェコムサ2025年5月8日