「ごはん・お米とわたし」作文・図画コン受賞者決定2018年12月10日
JA全中は12月7日、第43回「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクールの各賞受賞者を発表した。
このコンクールはJAグループが推進する「みんなのよい食プロジェクト」の一環として実施し今年で43回を迎えた。これからの食・農・地域を担う子どもたちに、ごはん・お米についてはもちろん、国土を豊かに作りあげてきた稲作をはじめとする農業についての学びを深めてもらい、その重要性を広く周知することを目的としている。
今回の応募点数は作文部門5万2812点、図画部門6万5778点だった。11月20日、21日に全国審査会(審査委員長=中村靖彦氏・東京農大客員教授)を開催し、内閣総理大臣賞(2名)、文部科学大臣賞(6名)、農林水産大臣賞(6名)、全国農業協同組合中央会会長賞(6名)ほかを決定した。 表彰式は、平成31年1月12日(土)14時から東京都内で開かれる。
内閣総理大臣賞・作文の部は岐阜県・高山市立清美小学校5年の山下紗世さんの「五年生の稲作体験」。将来農家になろうと思っていないのに、時間をかけて稲作体験をすることに疑問を抱く。ところが田植え後、稲の成長を見守り、収穫を待ち望むようになっていく山下さん。実体験を通し、最初の疑問が徐々に解消されていく全体の構成や展開のさせ方が秀逸な作品。
図画の部は島根県・松江市立乃木小学校5年の石松祐さんの「お米を作る人たち」(=写真)。田植えの時期を迎え、農作業にいそしむ人々の姿がすがすがしく描かれた作品。縦位置の構図によく収まっていて、人物の配置もバランスが良い。緑あふれる季節感を上手に表している。
(写真)「お米を作る人たち」石松祐さん 提供先:JA全中
(関連記事)
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・全農酪農体験発表会 岩手の山崎さんが最優秀賞(1)(18.09.13)
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