経営収支の改善急げ 年度内に基本方針策定 JAグループ2019年9月9日
JA全中の中家徹会長は9月5日の定例記者会見で、JAの経営基盤の確立・強化に向けた取り組みの基本方針を年度内に取りまとめることを明らかにした。それによって「JAの持続可能な経営基盤を強化する」と、決意を述べた。これに基づいて各JAでも具体的な対策を検討する。同日の理事会で決まった。
中家会長は、今年3月の第28回JA全国大会で決議した「自己改革の実践を支える経営基盤強化」に沿って、予想されるJAの信用・共済をめぐる厳しい環境を踏まえ、経営基盤の確立し、強化することの必要性を強調。 一方、JAによるばらつきが大きくJA自ら、収支改善の取り組みを急ぐ必要があると指摘した。特に信用事業では、ITの導入などによって低コストで運営できるよう、金融店舗のあり方などを、年度内に農林中金が提案することを明らかにした。その上で、経営改善が喫緊の課題であることを強調するとともに、「総合事業体として、また協同組合としての原則は、何があっても変えてはならない」と述べた。
また、9月30日をもってJA全中が一般社団法人化することについて、「引き続き、会員に役立つよう努める。基本は、系統の代表機能、総合調整、経営相談機能は踏襲していくことになる」と述べた。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(158)-改正食料・農業・農村基本法(44)-2025年9月6日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(75)【防除学習帖】第314回2025年9月6日
-
農薬の正しい使い方(48)【今さら聞けない営農情報】第314回2025年9月6日
-
【注意報】普通期水稲に紋枯病 県内全域で多発のおそれ 長崎県2025年9月5日
-
「適正な価格」の重要性 消費者に訴える 山野全中会長2025年9月5日
-
米価暴落防ぐ対策を 小泉農相に小松JA秋田中央会会長2025年9月5日
-
(451)空白の10年を作らないために-団塊世代完全引退後の「技術継承」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年9月5日
-
【統計】令和7年産一番茶の荒茶生産量 鹿児島県が初の全国一位 農水省調査2025年9月5日
-
【統計】大豆生産費(組織法人)10a当たり0.7%増 60kg当たり1.6%増 農水省調査2025年9月5日
-
【統計】大豆生産費(個別)10a当たり0.8%増 60kg当たり10.7%減 農水省調査2025年9月5日
-
【統計】冬キャベツ、冬にんじんの収穫量 前年比2割減 農水省調査2025年9月5日
-
長野県産ナガノパープルのスイーツ「いっちょう」「萬家」全店で提供 JA全農2025年9月5日
-
『畜産酪農サステナビリティアクション2025』発行 JA全農2025年9月5日
-
「国産シャインマスカット」全国のファミリーマートで販売 JA全農2025年9月5日
-
「わたSHIGA輝く国スポ2025」参加の広島県選手団へ清涼飲料水贈呈 JA共済連広島2025年9月5日
-
「いちはら梨」が当たるSNS投稿キャンペーン実施中 千葉県市原市2025年9月5日
-
猛暑対策に高性能遮熱材「Eeeサーモ」無料サンプルも受付 遮熱.com2025年9月5日
-
農機具王とアグリスイッチ 構造再編をチャンスに「週末農業プロジェクト」始動2025年9月5日
-
鳥インフル ハンガリーからの生きた家きん、家きん肉等の一時輸入停止措置を解除 農水省2025年9月5日
-
旬の巨峰を贅沢に「セブンプレミアム ワッフルコーン 巨峰ミルク」新発売2025年9月5日