「あぐりきっちん」を共同展開 ABCクッキングとJA三井リース2019年10月16日
世界で約33万人が通う料理教室を展開する(株)ABC Cooking Studioと、JA三井リース(株)は、10月15日、地域活性化に取り組む全国の農協・連合会などの直売所での新しいコミュニティとして、「あぐりきっちん supported by ABC Cooking Studio」を共同展開する業務協定を締結したと発表した。
2020年1月31日に「あぐりきっちん」第1号としてオープン予定の「JA掛川市 あぐりきっちん supported by ABC Cooking Studio」。
今回の業務協定で、ABCは全国に126店舗を展開する料理教室のノウハウを活かし、地域に根ざした農協・連合会と連携することで、直売所の活性化につながるコミュニティの場として「地域に根ざした料理教室」を提供し、地域活性化のサポートを行うコンサル事業を開始した。
また、JA三井リースは、「農林中央金庫をはじめとする系統組織」と「三井物産をはじめとする三井グループ」という2つの特性を併せ持つ個性豊かなリース会社として、農業所得増大・地域活性化に取り組む農協・連合会へのサポートを従来以上に強化する。
こうした両社の取り組みにより従来の直売所とは異なる新しい価値を提供するコミュニティの形成と、直売所来店客のニーズの拡充を進める。
「あぐりきっちん」は、ABCのサポートによって、店舗設計・レシピ・スタッフ研修などをパッケージで導入できるプログラム。地域の「賑わい拠点」としての直売所のさらなる活性化が期待できるという。
また、このプログラムでは、地域特産物を活かしたレシピ開発なども柔軟に支援メニューに組み込むことができる。「地域食材の発信力強化」や参加者の「食の大切さ」に対する理解促進などが期待でき、地域の人のつながり、集い、楽しみを共有できる場としての展開を目指すとしている。
このプログラムを活用する農協・連合会は、統一のロゴ(商標登録申請中)を用いて、地域の特徴を活かした個性豊かな店舗運営を独自に行う。
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