スーパーの米価、2週ぶりに低下 前週から149円下がり5kg4267円に 米からパン、めん類にシフトか2026年1月16日
農水省は1月16日、スーパー・量販店での米の販売価格を公表した。1月5日の週の平均価格は、過去最高だった前週の5kg4416円から149円(3.4%)下がり、同4267円となった。前の週は価格が上がったが、今回は顕著な下落に転じた。前年同期比では+19.1%。販売数量は700tを少し超え、前年同期比+4.9%となった。
銘柄米、ブレンド米ともに価格低下
銘柄米の平均販売価格は前週より75円下がって、5kg当たり4441円となった。ブレンド米は前週より280円下がって同3851円となった。
平均価格は昨年6月以降、随意契約による政府備蓄米(いわゆる小泉米)の流通により低下したが、8月以降は新米の出回りや随契備蓄米販売の減少を背景に上昇。9月以降は5kg4000円を上回る水準で推移し「高止まり」といわれたが、低下に転じた。
米取引の上流ではスポット価格の下落が止まらない。小売価格に反映するには一定の時間がかかるとみられていたが、ディスカウント店、ドラッグストア、一部量販店で値引きが広がり、今回、平均価格にも現れた形だ。
米からパン、めん類にシフトの可能性
販売数量については昨年6月、7月は前年を上回る水準で推移。8月以降はピーク時に比べ低い水準が継続してきた。
総務省「家計調査」では、昨年11月の1世帯当たり米購入数量は5030g(前年同月比98.4%)にとどまった。同じ月にパンは3504g(前年同月比101.0%)、めん類は2793g(前年同月比105.1%)で、パンとめん類は2ヵ月続いて前年同月より多かった。「高い米」からパンやめん類に消費が一部シフトしている可能性がある。
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