「守り」と「攻め」+「食」で鳥獣被害対策を特集 JA高知県『こうぐり』誌2020年2月17日
2019年の「日本タウン誌・フリーペーパー大賞」企業誌部門で、高知を売り込む“意気込み”が評価され優秀賞を受賞したJA高知県広報誌『こうぐり』。最新の2月号の鳥獣被害対策関連の特集は、高知県内の状況と対策の全貌が見えるものとなっている。
特集は、1つが「『守り』と『攻め』で立ち向かう鳥獣被害対策の今」と、もう1つが「ジビエを地域の資源に!~野生鳥獣の利活用~」。
この特集のねらいについて、「県土の84%を森林が占める高知県では、イノシシやシカ、サルなどによる鳥獣被害が深刻化しており、被害額は平成24年度をピークに減少しているものの、依然として高い水準にあります。そのためJA高知県では、鳥獣被害対策専門員を中心に県や市町村と連携しながら鳥獣被害対策に取り組んでいます。
経済的な損失に加え、生産者の生産意欲をも減退させる鳥獣被害に立ち向かう地域の現状を取材しました」と記されている。
鳥獣被害は全国的な問題となっており、それぞれの地域の実情に応じた対策が行われている。
防護柵で『集落全体を囲む』モデル事例や、
鳥獣被害対策専門員の活動などを紹介した誌面(クリックで拡大)
同誌の特集では、高知県で行われている防護柵設置による「守り」と捕獲による「攻め」の両面からの対策、そして"ジビエで地域おこし"など「食」や皮革利用など地域の資源としての利活用についても取材して具体的に紹介している。JA高知県組織広報課で同誌を担当する桑名李果さんが自ら取材して写真や実践している人たちへのインタビューを交えているため、読みやすい。
同誌は、JA高知県のWebサイトで入手できる。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(147)-改正食料・農業・農村基本法(33)-2025年6月21日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(64)【防除学習帖】第303回2025年6月21日
-
農薬の正しい使い方(37)【今さら聞けない営農情報】第303回2025年6月21日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】「地経学時代の到来を憂い、拒否しよう」 きな臭い戦略的思惑2025年6月20日
-
【注意報】サツマイモにシロイチモジヨトウ 県内で多発のおそれ 徳島県2025年6月20日
-
米の買い取り方式 「1つの選択肢」山野全中会長2025年6月20日
-
家の光協会 新会長に伊藤清孝氏(JA岩手県中央会会長) 第82回通常総会、『家の光』創刊100周年記念式典2025年6月20日
-
【JA人事】JAみえきた(三重県)生川秀治組合長を再任(6月20日)2025年6月20日
-
全農 輸出額30年度に3.6倍の823億円めざす2025年6月20日
-
(440)静かに進行する「知の職人」の危機【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月20日
-
石破総理に「鳥取すいか」を贈呈 JA全農とっとり2025年6月20日
-
大田市場にて「鳥取すいか」販売セレモニーを開催しました2025年6月20日
-
「見て、聞いて、体験 協同組合フェスティバル」を7月5日に実施 2025国際協同組合年全国実行委員会2025年6月20日
-
連続シンポジウム・座談会第5回「防災・減災・生活再建と地域づくりへの貢献」 7月14日開催、生協・共済から事例紹介 2025国際協同組合年全国実行委員会2025年6月20日
-
西濃運輸とのモーダルシフトでCO₂削減 第26回物流環境大賞「奨励賞」受賞 日本曹達2025年6月20日
-
適用拡大情報 殺菌剤「日曹フロンサイドSC」 日本曹達2025年6月20日
-
令和6年産銘柄米 5kg実質価格3000円台から販売 Yahoo!ショッピング2025年6月20日
-
秋田県産あきたこまちの発酵玄米麹使用 無添加「玄米塩麹」新登場 鈴木又五郎商店2025年6月20日
-
果樹特化型農薬散布ドローン開発のスタートアップ 投資型クラファン開始 東京ドローンプラス2025年6月20日
-
ペットボトルキャップ回収で寄附金240万円JCVへ贈呈 コープデリ2025年6月20日