次期JA全国大会 来年10月開催2020年11月6日
JA全中の中家徹会長は11月5日の定例会見で次回となる第29回JA全国大会について、来年10月に開くことを明らかにした。

会見を行う中家会長
JAグループは組織で共通の目標や実践内容を決定して内外に発信するJA全国大会を3年に1度開催している。
第28回大会は平成31年3月に開催され「創造的自己改革の実践-組合員とともに農業・地域の未来を拓く」をスローガンに、自己改革の実践を通じて事業モデルの転換を図ることを決議した。
同大会は、それぞれの県域の特性をふまえた創意工夫ある自己改革の取り組みを進めるため県域で独自の課題や取り組みなどを県大会で決議したうえで全国大会を開いた。第29回大会は共通方針を全国大会で決議し、それを県大会議案やJAの中期計画策定と実践に向かうという第27回大会までの取り組みに戻す。
中家会長は「今後10年程度の長期ビジョンを見通すなかでJAグループのめざす姿を整理し、その実現に向け総合事業を前提とした農業生産基盤、組織基盤、経営基盤など直面する課題に対応するために共通の取り組み方針を提起していきたい」と話し「組合員や役職員が展望を持てるような大会にしたい」と話した。
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