「新春サクランボ」過去最高額の100万円で落札 JA全農山形2021年1月8日
山形県の天童青果市場と東京大田市場では1月5日、超促成加温栽培のサクランボ「佐藤錦」の初せりが行われ、県内から出荷されたいずれも桐箱入り500グラムが過去最高額の100万円でせり落とされた。
超促成栽培「新春サクランボ」
「新春サクランボ」を一つひとつ丁寧に箱詰め「日本一早いさくらんぼ」として知られる超促成栽培の「新春サクランボ」は、昨年も天童市場では50万円、大田市場では80万円とその時点で過去最高額だったが、今年はそれを上回り、1粒に換算しておよそ1万5000円の値が付いた。理由について、JA全農山形園芸部の黒坂東太部長は「昨年よりも着色や果実肥大が良く、品質が良好であったことが価格上昇の一因と考えられる。また、コロナ禍による世の中の停滞ムードを吹き飛ばし、景気の良い一年にしたいという生産者や市場関係者の希望が込められている」と話している。
天童市のサクランボ農家、花輪和雄さん超促成栽培は、初夏の味覚であるサクランボを新春に楽しんでもらおうと市内の生産者が1987年から始めたもの。その技術を引き継ぐ山形県天童市荒谷のサクランボ農家、花輪和雄さんは、サクランボ「佐藤錦」を特製の鉢に植えた木を6月上旬から10月上旬まで冷蔵庫で保管し、その後、温室に移す「超早期加温ボックス栽培」という方法で栽培。ハウス内は日中約25度、夜は約13度に保たれるよう徹底した管理が行われる。
今年の超促成栽培サクランボは、約10人が手作業で約60キロを収穫。桐箱に1粒ずつ丁寧に詰め出荷作業を行い、4日に「新春さくらんぼ」としていち早く、北海道から関西まで全国約40の卸売市場や販売先に向けて初出荷された。
今回、せり落とされたサクランボは、5日から首都圏の大手百貨店や果物専門店などで販売。このほかにも桐箱入り300グラムやパック入り80グラムが販売される。
写真提供:JA全農山形
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