「未来の卓球日本代表」に栄養学教室を開催 JA全農×石田卓球N+2021年3月22日
JA全農は3月21日、福岡県北九州市の卓球クラブ「石田卓球N+」に通う選手とその保護者を対象に栄養学教室「PING PONG(ピンポン)ごはんプロジェクト」の第一回を開催した。
「石田卓球N+」 選手の練習風景
卓球コーチの石田眞行氏と千栄子氏が運営する「石田卓球N+」は、これまで何人もの卓球日本代表選手を輩出してきた名門クラブ。現在5歳から12歳まで19人の選手が所属し、日々卓球の腕を磨いている。
栄養について講師の話に熱心に耳を傾ける子どもたち「石田卓球N+」は、日頃から選手たちが練習の合間に食べる補食としておむすびを持参したり、土日の練習では昼食に地元産の野菜をたっぷり使った汁物を提供するなど、「食」を大切にする指導を実施。全農はその方針に共感し、未来を担う子どもたちの夢を「ニッポンの食」を通じて応援しようと、同プロジェクトを始めた。
「PING PONGごはんプロジェクト」の名称には、「卓球(ping-pong)」にかけて、将来、子どもたちが自分自身で考えて、必要な正しい食事を選択できるようになって欲しいという想いが込められている。
初開催となる今回は、全農の管理栄養士、越野彩氏が、15人の選手と12人の保護者を対象に、成長期の子どもに必要な栄養や運動時の食事の摂取方法、国産農畜産物を使用したメニューやレシピ紹介などについて講義を行った。参加した子どもから「歯を強くするにはどのようなものを食べればいいですか?」という質問や、保護者からは「果汁ジュースの一日に飲んでいい目安は?」などの質問があり、参加者の食に関する関心の高さがうかがえた。また当日は、全農から参加者へ、東北の精米や「石川佳純(かすみん)カレー・牛丼」ほか、全農グループ各社の商品を中心とした商品を贈った。
同クラブの松井清美コーチは「食事の栄養バランスについては、普段から子どもたちに指導してきているが、親子が一緒に学べる場は貴重で、お家で食事について話をするきっかけになる。この取り組みを継続していくことで、子どもたちにも食事の大切さを意識づけできる」と話した。
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