JAアクセラレーター 第3期に9社決定-アグベンチャーラボ2021年5月26日
(一社)AgVenture Lab とJA全農、農林中央金庫は農業や地域社会が抱えるさまざまな課題解決をめざす「JAアクセラレーター第3期」に参加する企業を選抜するためのビジネスプランコンテストを5月24日にオンラインで開催し、参加する9社を決定した。
3期目は「食と農、くらしの未来を共創する」ををキーワードに、 食・農、くらし、金融、その他地方創生、水産、森林などを領域とし、既存ビジネスに捉われない新しい発想や技術に基づくビジネスプランを幅広く募集した。
今回は211社のスタートアップ企業から応募をがあった。24日のビジネスプランコンテストでは、最終選考まで進んだ15社がプレゼンし、審査の結果、9社のスタートアップ企業が「優秀賞」を受賞し、本プログラムへの参加権を手にした。
今後約5か月間のプログラム期間中に、プログラムスポンサーのJA全農、農林中央金庫の職員による伴走を受けながら、JAグループのさまざまな資源やAgVenture Labの施設などを活用して実証実験を行い、ビジネスプランをブラッシュアップしていく。
また、今回のプログラム期間中の実証実験の実施にあたっては最大100万円の実証実験費用補助もあり、スタートアップ企業の成長をサポートする。成果は11月に開催される発表会で報告される予定。
<優秀賞>
▽EF Polymer Private Limited「果物の皮などの生ゴミを原料とし、干ばつや土壌劣化の問題を解決するオーガニックポリマー」
▽(株)エアロネクスト「空を活用した新スマート物流」
▽エンゲート(株)「『世界初の』スポーツ特化型 SNSギフティング」
▽(株)Ciamo「廃棄物で作る『光合成細菌』で持続可能な農業と水産養殖の実現」
▽(株)事業革新パートナーズ「植物由来バイオプラスチック植物由来バイオプラスチックHEMIX農林水産業連携農林水産業連携」
▽(株)地元カンパニー「ストーリーを流通させる『地元のギフト地元のギフト』」
▽東京ロボティクス(株)「自律協働ロボットで選果場の人手不足を解消」
▽(株)MISOVATION「味噌汁で世界の予防医療にイノベーションを起こす」
▽(株)みまもりペイ「超高齢社会のスタンダードな決済」
★JAアクセラレーターとは:「食と農、くらしの未来を創造する」をキャッチコピーとして、革新的なアイデアや技術をもったスタートアップ企業を募集・選抜、短期間で集中的に成長支援し、新ビジネス・サービス開発につなげるためのプログラム。本プログラムではJAグループの強み(店舗をはじめとする各種インフラ、顧客ネットワークなど)を活用しながら、食と農とくらしに関連した様々な社会課題の解決を目指し、未来のイノベーションビジネスを育成するのが狙い。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】チュウゴクアミガサハゴロモ 県内で初めて確認 栃木県2025年8月20日
-
【特殊報】チュウゴクアミガサハゴロモ 県内で初めて確認 香川県2025年8月20日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】暗号資産危機に日本はどう対応するつもりなのか 怪しげな仮想空間憂う2025年8月20日
-
富富富2万6800円、コシヒカリ2万6000円に 「精米5kg3000円台で買えるように」 全農とやま2025年8月20日
-
コシヒカリ2.6万円 全農あおもり、概算金の目安示す 「リスク取って集荷」2025年8月20日
-
魚沼産コシヒカリ3万2500円 全農にいがた、概算金決める 背景に作柄不安と集荷競争2025年8月20日
-
随契米 販売期間を延長 10万t未引渡し 農水省2025年8月20日
-
ぞうさん♪ぞうさん♪本当に作れるの?【小松泰信・地方の眼力】2025年8月20日
-
サザエさん一家の「もりのわ」話 吹き出しコンテスト 受賞作品決定 農水省2025年8月20日
-
「8月29日は焼き肉の日」キャンペーン 50人に飛騨牛1万円相当が当たる 飛騨牛銘柄推進協議会2025年8月20日
-
水稲栽培のメタンガス排出量・生育状況を調査 JA全農ひろしまと広島大学の共同研究2025年8月20日
-
酪農感謝祭2025開催 JA北宗谷青年部が豊富町で酪農PRイベントを実施2025年8月20日
-
「生産者応援キャンペーン」第4弾は「和牛」がお得 JAタウン2025年8月20日
-
「令和7年8月6日からの低気圧と前線による大雨に伴う災害」農業経営収入保険の支払い期限を延長(続報)NOSAI全国連2025年8月20日
-
季刊『うかたま』創刊20周年記念キャンペーン開催 農分協2025年8月20日
-
サブサハラアフリカのリン欠乏水田でコメ増収を実現 国際農研2025年8月20日
-
TICAD9 農林水産省セミナー「国際共同研究が育む未来」開催 国際農研2025年8月20日
-
賃貸経営の悩みに応える「空室対策セミナー」初開催 ジェイエーアメニティーハウス2025年8月20日
-
鳥インフル ブラジルからの生きた家きん 輸入停止措置を解除 農水省2025年8月20日
-
持続可能な未来へ植物工場の可能性「第2回JPFA植物工場国際シンポジウム」開催2025年8月20日