9JAの合併で「JAひろしま」発足へ 組合員数約8万人の全国有数規模に2022年2月9日
広島県内の9つのJAによる合併調印式が8日、広島市内で行われ、来年4月に新たな組織「JAひろしま」が発足することになった。組合員数は7万9977人で全国有数の規模となる。
広島県の9JAが参加する「JAひろしま」の合併調印式
合併するのは、JA佐伯中央、JA安芸、JA呉、JA広島中央、JA芸南、JA三原、JA広島北部、JA三次、JA庄原の9JA。調印式には各JAの組合長が出席して合併契約書に調印した。今後、3月8日に各JAが合併臨時総代会を開いて合併を決議し、来年4月1日に新たな「JAひろしま」が発足する。
「JAひろしま」の准組合員も含めた組合員数は19万5811人。本所は東広島市に置き、合併による激変緩和措置として初年度は9JAの各本所に地域本部を設置、次年度からは地域営農経済センターを設置してきめ細かい営農経済事業を展開する。
新たなJAでは、「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」の三つを基本目標に、合併によるスケールメリットを生かして行政機関と連携して担い手法人等への支援強化をはじめ、市場への安定出荷を強める。また、生産から販売までを担う営農販売部門を設置して魅力ある農畜産物の生産拡大に取り組む。
広島県内のJAの合併構想は2015年から動き出し、JAグループ広島では、13JAすべての参加を目指してきたが、4JAは時期尚早などを理由に離脱した。JAグループ広島は、今回の合併を先行合併と位置づけ、引き続き県域統合合併を目指す。
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