JA農業経営コンサルタント初の認証 7名が資格取得 JA全中2022年3月1日
JA全中は2月28日、JA農業経営コンサルタントの認証結果を発表した。同制度で初めての認証で7人が資格を取得した。
JA全中は令和2年度に、組合員の農業経営を分析、課題解決策を提案するなど総合的な支援を行うことができるJA職員を育成することを目的に、JA農業経営コンサルタント資格認証制度をスタートさせた。
この制度は、全中が営農指導員の上位資格として設定した「地域営農マネジャー」など、一定の資格を有している職員を対象者に、組合員に寄り添ってコンサルティングができるようコミュニケーション能力に関する講義や、経営データを分析し何が問題なのかを考えるワークショップなど、実践的な研修を受ける。
研修を受講した職員はJA農業経営コンサルタント補として、実際に組合員農家に対して農業経営支援に取り組む。そのコンサルティングのプロセスや課題分析、提案内容などの結果をとりまとめて実践レポートとして提出。それを全中が設置した有識者による審査会に提出し認証されるという制度だ。2年がかりで資格を取得する仕組みになっている。
JA農業経営コンサルタントは、地域で高度化・多様化する担い手のニーズを捉え、JAの総合事業で支援する先頭に立つことが期待されている。
初年度となった令和3年度は7名が申請し全員を認証した。
認証者は次のとおり(敬称略)。
▽高橋光司(岩手県農業協同組合中央会)
▽中島聡(秦野農業協同組合・神奈川県)
▽山口知洋(新潟県農業協同組合中央会)
▽柴田朋憲(石川県農業協同組合中央会)
▽大国満瑠(島根県農業協同組合・島根県)
▽原紀行(島根県農業協同組合・島根県)
▽吉武悟志(山口県農業協同組合中央会)
なお、令和3年度JA農業経営コンサルタント補の登録者は45名となった(JA:34名、県連合会:1名、県中央会:9名、全国連:1名)。
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