スイカの季節到来 千葉「富里スイカ」の出荷始まる2022年5月10日
全国有数のスイカ産地、千葉県のJA富里市で「富里スイカ」の出荷が始まった。同JAは新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、5月6日JA管内の出荷場ごとに5つのエリアに分けてスイカの査定会を開き、出荷基準の確認や現品査定を行った。これから6月にかけ、「富里スイカ」の出荷が本格化する。
〝夏の果実〟「富里スイカ」の出荷が始まる(提供=JA富里市)
今年の大玉スイカは4月の天候不順により交配に手間取り、量的にはやや少なくなる見込みだが、根張りがよく果肉のしまった内容になっている。査定会で試し割りしたスイカは中心値の糖度が12度を記録し、出来の良さを示した。
同JAの西瓜部会の堀越薫部会長は「天候には恵まれなかったが甘みは保証できる」と自信を示す。これまで小玉スイカは一部出荷していたが、この査定会から大玉スイカの出荷が本格化する。ハウスものから6月上旬にはトンネル栽培に切り替わる。
同JA西瓜部会とは「生産者の絆でむすぶ富里スイカ~うまいスイカを消費者へ~」をスローガンに、今年度40万ケース(1ケース2玉入り約13キロ)、販売高14憶円を目指す。大きな産地では、すでに熊本産が出荷ピークに入っており、富里スイカ(関東産)、そのあと長野産へと続く。
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