JAいちかわとJA鹿児島きもつき 友好JA協定締結2023年5月8日
千葉県のJAいちかわと鹿児島県のJA鹿児島きもつきは5月1日、JAいちかわ本店で友好JA協定調印式を行った。
JAいちかわの今野組合長(左)とJA鹿児島きもつきの下小野田組合長
協定には相互交流で親睦を深め、組合員の営農と生活の向上、地域社会の発展に資することと、大規模災害時の相互支援が目的とし、両JAの農産物の販売連携や、人的交流、社会貢献活動などを盛り込んでいる。
JA鹿児島きもつきの下小野田寛組合長は「明るく前向きな姿勢はすばらしく、相互交流できれば成長できるのではないか」、JAいちかわの今野博之組合長は「新しい発想や人材の活用、DXの取り組みなどめざす姿は同じと感じた。ビジネスパートナーをつくる」と協定締結の理由をそれぞれ話した。
両JAは1000キロ以上離れており、都市型JAと農村型JAという違いもあるが、鹿児島の特産品である和牛や焼酎(「きもつき浪漫」)などをJAいちかわ管内で販売、一方、いちかわの梨や梨ウォーター、日本酒(「粒盛」)をJA鹿児島きもつき管内で販売するなど、国消国産を進めていくという。
JAいちかわはドバイへの梨の輸出に力を入れているが「和牛とのコラボができるのではないか」(今野組合長)と話し、輸出にも双方で力を入れ「国内の人口は減るが、それぞれの生産力を上げて所得増大に貢献したい」と力を込めた。
下野田組合長は「今年中には具体的な取り組みを起こしたい」と話す。
どちらかのJAが自然災害に見舞われた際は物資や資材の供給、職員の派遣も行い一日も早い復旧に取り組む。
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日