大玉スイカ出荷最盛期を迎える JA熊本市2024年5月24日
JA熊本市園芸部会北部支部で、大玉スイカの出荷最盛期を迎えた。首都圏を中心に中部、関西、広島に出荷している。6月下旬までに総出荷量60万玉を目指す。
スイカを持ち込む生産者
大玉スイカは、例年より日照が不足し降雨が多く、肥大への懸念があったが、徹底した管理で4月以降は回復。出荷前には支部役員による、ほ場巡回や毎週行う部会役員による品質査定会で糖度や品質を確認し、日量1万5000玉を出荷している。また、選果機による空洞や糖度などの品質基準の平準化を図り、有利販売につなげる。
JA北東営農センターの尾方販売係長は「経験のない天候に見舞われたが、熊本県が生産量全国第1位の産地として天候に左右されない販売に努め、生産者への還元を最大限に図りたい」と話した。
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