食と農を未来へつなぐ【年頭あいさつ 2025】折原敬一 全国農業協同組合連合会 経営管理委員会会長2025年1月2日
新年あけましておめでとうございます。
2025年もJAcom農業協同組合新聞をよろしくお願い申し上げます。
JAcomでは、農林水産大臣をはじめJAグループ全国連、農業関連団体のトップなどによる年頭のあいさつを順次掲載します。
折原敬一
全国農業協同組合連合会
経営管理委員会会長
あけましておめでとうございます。謹んで新春のごあいさつを申しあげます。
令和7年の年頭にあたり、全国の組合員、JA、県連および関係の皆さまから旧年中に賜りましたご支援、ご協力に対し厚くお礼を申しあげます。
昨年も地震、大雨や台風などの自然災害や、鳥インフルエンザなどの重要家畜疾病に全国各地で見舞われ、多大な農業被害が発生いたしました。被害に遭われた皆さまに心からお見舞い申しあげますとともに、本会は、JAグループの理念である助け合いの精神のもと、被害を受けた農家組合員の営農継続と地域農業の一日も早い復旧、復興を支援してまいります。
国際情勢は不安定な状況が続いており、国内においても人口減少、環境問題など社会的課題への意識の高まりなどの環境変化の中にあります。農業生産の現場では、慢性的な労働力不足に加え、生産資材の価格が高止まりするなど農家経営は厳しさを増しており、離農の加速が懸念されております。
また、昨年5月には「食料・農業・農村基本法」が改正され、「食料安全保障の確保」や「環境と調和のとれた食料システムの確立」、「農業の持続的な発展」などの方向性が示されました。
昨今の国際情勢をふまえ、自国の食料は極力自国でまかなうことや食料安全保障を確立する重要性を改めて多くの方々が実感したのではないでしょうか。これからも食を支える農業は、この国になくてはならない基幹産業であるという認識を、広げる必要があると考えています。そのため、生産基盤の維持拡大や国産農畜産物の販売力強化をすすめるとともに、持続可能な農業の実現、国産農畜産物の消費拡大に係る国民の理解醸成に取り組んでいきます。
生産者の営農継続と地域農業の振興がわれわれの存在意義であり、JAグループの使命です。生産者はいろいろな工夫をしながら頑張ってくれています。まずは生産振興を第一に考える。そして、将来にわたって日本の食料を守り、安全で新鮮な国産農畜産物を消費者の皆さまにお届けするべく、本会自らも環境変化に柔軟に対応しながら、前例を踏襲するだけではなく見直すべきは見直したうえで、さまざまな企業・団体と広く連携し、環境問題などの社会課題にも取り組みながら事業をさらに発展させてまいります。
結びになりますが、本年も引き続きご指導とご協力を賜りますようお願い申しあげますとともに、皆さまのご健勝とますますのご発展をお祈り申しあげます。
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