シャインマスカット栽培の課題解決へ「ハウスぶどう防除研究会」岡山で開催 JA全農2025年2月6日
JA全農は2月25日~26日、シャインマスカットの防除および栽培における生産者の課題解決のため「ハウスぶどう防除研究会」を岡山県で開催する。
ハウスぶどう(シャインマスカット)栽培におけるハダニ防除は、有効な化学農薬が限られ、化学農薬に依存しない天敵農薬を柱とした防除体系の研究が進んでいる。また、「持続可能な環境調和型農業」など「みどりの食料システム戦略」に呼応する栽培・防除体系の関心が高まっている。
一方で、天敵の定着は、施設内の環境条件温湿度などによる影響を大きく受けるため、防除効果が安定しないなどの課題も報告されており、JAグループは施設内環境の影響を受けにくい天敵保護資材「バンカーシート」を利用した技術普及を進めている。
同研究会は、ハウスぶどう(シャインマスカット)における防除および栽培に関する試験研究、産地での取組事例などを共有し、生産者課題の解決に向けた新しい栽培・防除技術の提案と普及のため実施する。
◎開催概要
開催日:2月25日~2月26日
開催時間:1日目【研究会】13時30分~18時、【情報交換会】18時30分~、2日目【ほ場視察】8時30分~11時、12時解散
<場所>
1日目:【研究会】TKP岡山会議室(岡山市北区磨屋町1‐6)、【情報交換会】アークホテル岡山(岡山市北区下石井2‐6‐1)
2日目:岡山県内(ほ場視察)
<参集範囲>
(1)ハウスぶどう(シャインマスカット)産地JAの防除責任者・担当者
(2)ハウスぶどう(シャインマスカット)産地の県JA、県連、全農関係者担当部課長、農薬主任者技術者、推進担当
(3)公的機関関係者(県試験場、普及所など)
(4)関係メーカー
最大定員:100人
<主な内容>
・基調講演(40分)
農研機構 植物防疫研究部門果樹茶病害虫防除研究領域検疫対策技術グループ 上級研究員 外山晶敏氏
・岡山県における天敵農薬の普及推進について【仮題】(30分)
JA全農(岡山県本部)
・有機マルチ資材を活用した試験事例報告①~③(90分)
・ぶどうの輸出動向と残留農薬の課題・取組事例について(30分)
JA全農(輸出対策部等)
・総合討議(40分)
重要な記事
最新の記事
-
【JA全農の若い力】家畜衛生研究所(3)病気や環境幅広く クリニック西日本分室 小川哲郎さん2025年9月18日
-
【石破首相退陣に思う】米増産は評価 国のテコ入れで農業守れ 参政党代表 神谷宗幣参議院議員2025年9月18日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】協同組合は生産者と消費者と国民全体を守る~農協人は原点に立ち返って踏ん張ろう2025年9月18日
-
「ひとめぼれ」3万1000円に 全農みやぎが追加払い オファーに応え集荷するため2025年9月18日
-
アケビの皮・間引き野菜・オカヒジキ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第356回2025年9月18日
-
石川佳純の卓球教室「47都道府県サンクスツアー」三重県で開催 JA全農2025年9月18日
-
西郷倉庫で25年産米入庫始まる JA鶴岡2025年9月18日
-
日本初・民間主導の再突入衛星「あおば」打ち上げ事業を支援 JA三井リース2025年9月18日
-
ドトールコーヒー監修アイスバー「ドトール キャラメルカフェラテ」新発売 協同乳業2025年9月18日
-
「らくのうプチマルシェ」28日に新宿で開催 全酪連2025年9月18日
-
埼玉県「スマート農業技術実演・展示会」参加者を募集2025年9月18日
-
「AGRI WEEK in F VILLAGE 2025」に協賛 食と農業を学ぶ秋の祭典 クボタ2025年9月18日
-
農家向け生成AI活用支援サービス「農業AI顧問」提供開始 農情人2025年9月18日
-
段ボール、堆肥、苗で不耕起栽培「ノーディグ菜園」を普及 日本ノーディグ協会2025年9月18日
-
深作農園「日本でいちばん大切にしたい会社」で「審査委員会特別賞」受賞2025年9月18日
-
果実のフードロス削減と農家支援「キリン 氷結mottainai キウイのたまご」セブン‐イレブン限定で新発売2025年9月18日
-
グローバル・インフラ・マネジメントからシリーズB資金調達 AGRIST2025年9月18日
-
利用者が講師に オンラインで「手前みそお披露目会」開催 パルシステム東京2025年9月18日
-
福島県に「コメリハード&グリーン船引店」10月1日に新規開店2025年9月18日
-
鳥インフル 米モンタナ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年9月18日