加工用ジャガイモ収穫を高校生が見学 JAあしきたが「オホーツクチップ」収穫2025年6月23日
熊本県にあるJAあしきたは5月下旬、芦北町佐敷地区で試験栽培していた加工用ジャガイモの収穫作業を行い、県立芦北高校農業科の生徒らが見学した。収穫したジャガイモはポテトチップス向け品種「オホーツクチップ」で、菓子メーカーへ出荷された。
間近で見学する高校生
JAあしきたは5月下旬、芦北町佐敷地区の試験園において、加工用ジャガイモ「オホーツクチップ」の機械収穫を実施した。収穫されたのは約10アール分で、収量は2トン。収穫作業には県立芦北高校農業科の2年生らが立ち会い、機械による掘り取り作業を間近で見学した。
加工用ジャガイモの試験栽培は、JAあしきたが熊本県や菓子メーカー、農機メーカーと連携し、2022年から新規作物の普及を目的に開始している。今回収穫した「オホーツクチップ」は、2月に植え付けられ、病害も少なく順調に生育したという。
芦北地域振興局農業普及・振興課の森本技師は、「青果用よりも出荷調整の手間が少なく、機械による効率的な収穫が可能である一方、園地に応じた排水対策が重要」と話した。
見学した高校生たちは、品種の特徴や加工用作物の栽培方法などの説明に熱心に耳を傾けていた。生徒の一人は「普段育てている青果用と加工用の違いを知ることができた。食べ比べてみたい」と関心を示していた。
収穫されたジャガイモは、提携する菓子メーカーの湖池屋へ出荷され、ポテトチップスに加工される予定である。
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