JAの活動:今さら聞けない営農情報
【今さら聞けない営農情報】第9回 地力増進基本指針2019年6月21日
土壌の健康状態は、土壌分析をすることによってわかります。土壌分析をすると、様々な数値が示され、その数値を読み取って土壌の健康状態を読み取ります。
人間でいうと、血液検査結果一覧を見たとき、「γの数値が高い」とか「尿酸値がやばい」などと一喜一憂しますが、それは、それぞれの数値の正常な値の範囲と比べて判断しています。
土壌分析にも、同様の基準値があります。それは、国から出されている「地力増進基本指針」であり、水田、普通畑、樹園地と3種類の改善目標で構成されています。
この指針には、土壌の種類毎に作物が健全に生育するための必要条件が示されており、その条件をクリアすることによって、土壌を健康な状態にすることができます。
そのため、自身の土壌分析の結果を確認し、この「指針」と照らし合わせて足りていない所は、足してやるなどの土壌改良を施して、健全に近づけることで、豊かな収穫が得られる土壌にすることができます。
以後、何回かに分けて3つの改善目標とそれぞれの項目の意味、改善手法等を紹介していきます。今回は、改善目標の一覧を紹介します。
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