JAの活動:ヒント&ピント ~JAの広報誌から~
デジタル・竹飯盒・ファッション【ヒント&ピント~JAの広報誌から】2022年3月19日
前回は、新年号から「新春の座談会」の記事を拾った。今回の「ヒント&ピント」から、発行月ごとに、企画記事や写真など、読者の関心を引きそうな企画・記事・写真・レイアウトなどを、営農・くらし・JA経営・人物紹介・地域など、大きくジャンル分けして紹介する。
農業にデジタル技術を
JA越後ながおか「e―na」(新潟県)
デジタル技術の導入による「スマート農業」が関心を集めている。農業従事者の高齢化で、労働力不足は深刻になっており、省力化の「スマート農業」は、日本の農業を救う、いわば"背水の陣"ともいえる。「e―na」では、デジタル技術を応用した4つの事例を紹介している。
その一つ、クラウド型システム「Z―GIS」は、ほ場の位置情報とエクセルをリンクさせたシステムで、ほ場ごとの管理ができる。エクセルで管理項目や様式を生産者が自由に設定できる。ほかにドローンの活用、生産・栽培履歴管理、WEB農業簿記を紹介。春耕期を控え、タイミングがよい。
「竹飯盒」を楽しもう
JA尾張中央「ふれあい」(愛知県)
ちょっと楽しめる話題だ。竹でごはんを炊く「竹飯盒(たけはんごう)」の作り方を紹介している。コロナ禍で「おうちキャンプ」の機会に挑戦してみたい。青竹の両側の節を残して断裁し、研いだ米と水を入れ、アルミホイルを巻き付けて火にかける。蒸らし時間も含めて1時間ほどでできる。ガスでもいいが、「火力の安定している炭火がおすすめ」という。
青竹の香りのあるおいしいご飯ができる。農村では珍しくないかもしれないが、最近の子どもにとって竹飯盒は珍しい。竹の切り方から。火のかけ方まで、写真入りで分かり易く説明している。
ワークウエア提案
JA福岡市「Jam」(福岡県)
農作業着もファッションの一つ。にもかかわらず、女性用農作業着の選択肢はあまりに少なくワンパターン。男性用は、土木作業用は巷にあふれているが、農業にマッチしたものはなかなか見当たらない。同JAは北海道発のワークウエア・ブランドを取り寄せ、組合員に試してもらったところ、機能性に優れ、ファッション性も高く、大好評だった。
モデルは部会などを通じて、野菜を作っている農家から選んだ。野菜のグリーンと作業着の組み合わせがよいうえに、ファッション雑誌並みの写真、レイアウトが読者の目を引く。モデルの経営をさらりと紹介しているのもJAの広報誌ならではのこと。
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