JAの活動:JA新組合長に聞く
【'24新組合長に聞く】JA青森(青森県)鹿内克之組合長 とにかく現場に出向く(6/29就任)2024年7月23日
役員の改選期を迎え、全国のJAで新しい組合長が誕生している。折しも「基本法」(食料・農業・農村基本法)が25年ぶりに改正となり、これからの農業の方向が示されたが、具体的な施策はこれから。一方でJAグループは、今年10月の第30回JA全国大会を控え、いま組織協議が進んでいる。この重要な転換期に農業・JAについてどのようなビジョンをもってJAの運営に臨むか。6/29に就任したJA青森の鹿内克之組合長に聞いた。
JA青森組合長
鹿内克之氏
当JAは平成20年12月、1市3町1村の4JAが合併して誕生しました。八甲田山など三方を山に囲まれ、米作りやリンゴ、トマトなど野菜作りが盛んです。大きくて甘いバサラコーンも有名です。自然豊かですが、青森市があるため、管内には農家より会社員などの住民が多い都市近郊型の農協です。
合併前はTACに力を入れていました。最近は職員が現場に出向く機会が減っていましたが、ともかく現場に足を運び、組合員が何を望んでいるかを見極め、それに対応、解決していくことが大切です。そうすることで、安心して農業ができる環境が作られ、農協への信頼も高まるでしょう。職員だけでなく常勤役員も、もっと現場に出向くようにしたいと考えてます。
農政にお願いしたいのは資材高への対応です。資材は上がる一方ですが、価格転嫁できていません。農業が持続するためは最低ラインの歯止めが不可欠で、対策を急いでほしいと思います。
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