JAの活動:年頭あいさつ2018
河野 良雄 氏(農林中央金庫 理事長)2018年1月1日
JAバンク自己改革を推進
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
平素は、当金庫およびJAバンク業務に格別のご支援・ご協力をいただきまして、厚く御礼申し上げます。
昨年は、国内外を問わず、我々の基盤である農林水産業や農漁協のあり方に重要な影響を及ぼす出来事が数多くあった一年となりました。
国際的な出来事としては、TPP、日本・EU経済連携協定という大型の貿易協定の合意が相次いでなされ、国内では、政府の規制改革推進会議が継続的に開催され、農林水産業に対する各種提言がなされております。
足下のJAバンクの取り組みについてご紹介しますと、「JAバンク自己改革」につきましては、「農業所得増大・地域活性化応援プログラム」のメニューが概ね出揃い、全国各地で着実に取り組みが進んでおり、現金事務効率化機器の導入や移動店舗の配備なども全国で進んでおります。
農業資金の新規実行額につきましては、農業の担い手への訪問活動を強化し、顧客開拓を進めた結果、足元では前年度を大きく上回るペースで進捗しております。また「JA貯金100兆円」につきましては、昨年6月末に目標より1年以上前倒しで達成いたしました。
一方で、足元のJAバンクを取り巻く環境は、高齢化や人口減少による収益基盤の縮小や資産移転の進展、マイナス金利政策の継続、他業態との競争激化など、かつてないほど厳しい状況にあるものと認識しております。
加えて、自己改革集中取組期間が残り1年半を切る中、JAバンク自己改革の取り組みを着実に実践し、これまで以上に目に見える成果を上げなければならないと考えております。
こうした中、平成30年度につきましては、農業や地域の持続的な発展に向けて、農業資金や生活資金をはじめとする融資の増加を通じて、農業・地域の活性化と農業所得増大に貢献するとともに、世代やライフイベントに応じた商品提案などを通じて、組合員・利用者の皆さま一人ひとりとの関係を強化し、JAバンクの事業基盤の強化に取り組んでまいります。
農業・地域のために貢献し続けること、組合員・利用者の皆さまに満足いただけるサービス・商品を提供し続けていくことが、食・農業・地域への金融仲介機能を発揮することであり、われわれJAバンクの重要な役割でありますが、従来の延長では通用しない時代が到来しており、地域で一層必要とされる存在であり続けるため、JAバンクが一丸となって、この難局を乗り切っていかなければならないと考えております。
当金庫といたしましても、役職員が覚悟と危機感を共有したうえで、目指す姿である「農林水産業と食と地域のくらしを支えるリーディングバンク」に向けて、一丸となって取り組んでまいります。
皆さま方の、より一層のご理解・ご協力をお願い申し上げるとともに、今年一年のご健勝とご繁栄をお祈り申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。
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