JAの活動:持続可能な社会を目指して 希望は農協運動にある
創刊90周年特集にあたって2020年10月1日
本会、農協協会は、今年で90周年を迎えます。
創始者・田中豊稔が、昭和4年(1929)当時、世界恐慌にあえいでいた農村に心を痛め、農村の経済更生運動に身を投じて『経済更生新聞』を発刊したのが、本会のはじまりでした。
その後紆余曲折を重ねながらも、田中の思い、蜘蛛の糸のような細い糸ではありますがつなげて今日に至りました。
わが国の食料自給率は37%、食料の6割以上を海外依存し、また相次ぐ自然災害が農業農村に甚大な被害もたらし、さらに新型コロナウイルスの感染症の世界的拡大でいくつかの国が農産物の輸出規制を実施しております。
そしてまた新型コロナウイルス感染症の拡大の長期化は、世界の平和を脅かし、数多くの悲惨な結果をもたらしております。
国連では、193か国が平成27(2015)年に「持続可能な開発目標」SDGsを採択、地球環境を守りながら、豊かな暮らしを営むことの出来る経済と社会を実現しようと、飢餓・貧困・気象変動などに関する17項目の目標を掲げ、令和12(2030)年の達成を目指してスタートし国内においてもこの運動の輪が少しずつ広がってきております。
農業協同組合が誕生して70余年、苦しかった戦後の食料難の時代から食料の生産基盤と安定供給を確立。地域住民とともに、農村の命と暮らしと地域と文化、そして、都市の生活をも守ってまいりました。
そこでJAcom農業協同組合新聞では、コロナ禍のこの時代、創刊90周年特集として改めて農協運動の歴史を振り返るとともに、持続可能な社会を目指す農協運動の一助にしたいと考え別掲のように「希望は農協運動にある」をテーマに特集を企画いたしました。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(149)-改正食料・農業・農村基本法(35)-2025年7月5日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(66)【防除学習帖】第305回2025年7月5日
-
農薬の正しい使い方(39)【今さら聞けない営農情報】第305回2025年7月5日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 石川県2025年7月4日
-
(442)エーカレッジ(作付面積)から見る変化【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月4日
-
【JA人事】JAながさき県央(長崎県)里山耕治組合長を再任(6月27日)2025年7月4日
-
人的資本を人事制度で具体化する 「令和7年度 人事制度改善セミナー」開催 JA全中2025年7月4日
-
「有機薄膜太陽電池」で発電した電力 ブドウの着色に活用 実証実験開始 山梨県2025年7月4日
-
株主優待制度を新設 農業総研2025年7月4日
-
夏の訪れ告げる初競りの早生桃 福島県産「はつひめ」販売 青木フルーツ2025年7月4日
-
ニッテン「スズラン印」ロゴマークをリニューアル 日本甜菜製糖2025年7月4日
-
「国際協同組合年」認知度調査「生協に参加したい」が7割 パルシステム2025年7月4日
-
洋菓子のコロンバン主催「全国いちご選手権」あまりんが4連覇達成2025年7月4日
-
野菜わなげや野菜つり 遊んで学ぶ「おいしいこども縁日」道の駅とよはしで開催2025年7月4日
-
北海道初進出「北海道伊達生産センター」完成 村上農園2025年7月4日
-
震災乗り越え健康な親鶏を飼育 宮城のたまご生産を利用者が監査 パルシステム東京2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「農政技術(森林)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「獣医師(家畜保健衛生分野)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
信州の味が集結 JA全農長野×ファミマ共同開発商品 長野県知事に紹介2025年7月4日
-
障害者のやりがい・働きがい・生きがい「ガチャタマ」で応援 パルシステム埼玉2025年7月4日