労務相談件数、大きく減る JC総研2014年5月9日
JC総研は、全国のJA、中央会などから同研究所へ寄せられた労働法務相談について、平成25年度の概要を公表した。総件数は569件で、前年度に比べて32.2%減った。
相談項目の内訳は、労働時間関係が102件(前年度比+7件)、賃金・退職金関係が70件(同▲45件)、パート労働関係が57件(同▲11件)、メンタルヘルス関係が31件(同▲34件)だった。
年々、増加傾向にあった相談件数が大きく減少したのは、賃金やメンタルヘルスの相談が大きく減ったため。
25年4月に改正高年齢者雇用安定法、改正労働契約法など就業規則の見直しにかかる法改正があったため24年度は賃金の相談件数が多かったが、今年度はそうした法改正がなかったため、これらに関する相談件数が減った。
メンタルヘルスの件数が減ったことについては、その理由は明らかではないが、「JAの職場における労働安全衛生、健康管理は引き続き大きな問題だ」(JC総研)とコメントしている。
(関連記事)
・JC総研 「ビジョン研究会」の成果を集大成(2014.04.25)
・精肉の国産志向が顕著に JC総研調査(2014.04.09)
・子ども・若者の未来を考える JC総研公開研究会(2014.03.24)
・子ども・若者に夢を JC総研が公開研究会(2014.03.03)
・JAの労働法務相談減る JC総研まとめ(2013.11.20)
重要な記事
最新の記事
-
石破首相退陣に思う JAトップと野党議員が語る農政の課題2025年9月11日
-
米の収量で作況に代わる新指標 5年中3年平均値対比 農水省2025年9月11日
-
納豆汁、鯨汁、菊の花のお浸し-山形内陸の食-【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第355回2025年9月11日
-
見かけは盛んな花の研究ですが...【花づくりの現場から 宇田明】第68回2025年9月11日
-
水稲の斑点米カメムシ類 1道2府32県で注意報 病害虫発生予報第7号 農水省2025年9月11日
-
「JA島原雲仙フェア」 みのりカフェ長崎駅店で11日から開催 JA全農2025年9月11日
-
身近な交通事故を可視化した「交通安全MAP」を公開 特設サイトも開設 JA共済連2025年9月11日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第113回2025年9月11日
-
自然再生をめざす金融アライアンス 新たな指針と技術集を公開 10月9日にシンポジウム 農林中金2025年9月11日
-
【組織改定・人事異動】デンカ(9月10日、10月1日付)2025年9月11日
-
三重県いなべ市の塩崎圃場が有機JAS「有機農産物」認証取得 KIMOTOファーム2025年9月11日
-
国内ポリオレフィン事業の競争力強化へ基本合意 三井化学、出光興産、住友化学2025年9月11日
-
ぶどうのまちで楽しむ収穫の秋「第33回 巨峰の王国まつり」開催 長野県東御市2025年9月11日
-
「初めて聞く農業者向け 農福連携セミナー」オンラインで開催 日本農福連携協会2025年9月11日
-
「AIエージェント×AI/DXフォーラム~農業」25日に開催 AIデータ社2025年9月11日
-
発売5年目の『無限シリーズ』リニューアル ひと口サイズも発売 亀田製菓2025年9月11日
-
農業プロジェクト『UTSUNOMIYA BASE』主催夏祭りイベント 宇都宮で開催2025年9月11日
-
熱中症対策をサポート「涼しい時間帯」に特化した農機具レンタルプラン開始 唐沢農機2025年9月11日
-
相鉄ブランド野菜「そうてつとれたて便」販売開始「貨客混載」輸送も実施2025年9月11日
-
新潟県津南町でカーボンクレジット地産地消モデルを実現 フェイガー2025年9月11日