【TPP】報道、事実なら「断じて容認できず」-長野中央会会長2015年8月3日
JA長野中央会の大槻憲雄会長はTPP交渉の大筋合意見送りに関する談話を8月1日に発表した。
談話のなかで、大筋合意に到らなかったのは、参加各国が守るべき国益を抱えていることを意味しており、「わが国のみならず、各国の国内事情に配慮したTPPのあり方そのものが問われた」と指摘している。
そのうえで、「TPPは農業のみならず、国民生活全般に影響を与え、国の形さえも変えてしまう大きな問題であり、多くの国民の不安と懸念を払しょくするため国会決議が行われきた」ことを改めて強調した。
しかし、今回の交渉中には農林水産物重要5品目の特別輸入枠の設定や関税の段階的削減などが報道された。これについて談話では「国民との約束である国会決議を逸脱するもの。事実であれば断じて容認することはできない」と批判。引き続き国会決議の実現に向け、県内の広範な団体と連携し、徹底した運動を展開していくと表明した。
(関連記事)
・【TPP】交渉、報道通りなら「到底納得できず」全中会長 (15.08.03)
・【TPP】妥結間近を確信-TPP閣僚会合声明 (15.08.03)
・【TPP】脱退も辞さずの覚悟で-与党議員ら強調 (15.07.29)
・【TPP】現場の不満は沸点-1500名集会で決議遵守要求(15.07.28)
・【TPP】国会決議の完全履行を畜産緊急集会(15.07.24)
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】豆類、野菜類、花き類にタバコガ類 府内全域で多発のおそれ 京都府2025年8月26日
-
【注意報】黒大豆・小豆に吸実性カメムシ類 府内全域で多発のおそれ 京都府2025年8月26日
-
【注意報】ネギ、豆類、花き類にシロイチモジヨトウ 府内全域で多発のおそれ 京都府2025年8月26日
-
【注意報】ネギ、ブロッコリー、ダイズにシロイチモジヨトウ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2025年8月26日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 平坦地域で多発のおそれ 奈良県2025年8月26日
-
【JAの安心・安全な24年産米調査】直播栽培 増える見込み 特別栽培は足踏み(4)2025年8月26日
-
ひとめぼれの概算金2万8000円 営農継続と安定供給めざす 全農みやぎ2025年8月26日
-
「はえぬき」の概算金2万8000円に 通年販売見通し設定 全農山形2025年8月26日
-
AIは7年産米相場動向予測になんと答えるのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年8月26日
-
米価 2週連続で上昇 5kg3804円2025年8月26日
-
大分県産の旬の野菜・果物が"モリモリ"大集合 参加型イベント、試食や販売も JA全農おおいた2025年8月26日
-
人気のフルーツが合体「ふる~じょんグミ」新発売 JA全農2025年8月26日
-
パックごはん全商品を値上げ JA全農ラドファ2025年8月26日
-
アグリキッズスクール第2回を開催 みかんジュース工場を見学 JAかみましき2025年8月26日
-
ミニトマトの目揃い会を開く JA鶴岡2025年8月26日
-
スマート農業イノベーション推進会議(IPCSA)が始動 技術実証から普及、課題解決の場へ 農研機構2025年8月26日
-
GREEN×EXPOにアフリカから30か国が参加表明、4カ国と公式参加契約調印 国際園芸博覧会協会2025年8月26日
-
国産小麦の高品質化に役立つ新たな育種素材開発に成功 農研機構2025年8月26日
-
こども農業体験「稲刈り体験&田んぼの生きもの調査」参加者募集 JA全農にいがたなどが協力 新潟市2025年8月26日
-
農水省事業 令和7年度「全国ジビエフェア」参加店舗募集 ぐるなび2025年8月26日